彼女はアーミーな同業者3 (ページ10)

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110-ジミンの気持ち。ページ10

続き

糸目の妖精...

いや、糸目の天使がパーカーを着て、

ものすごーくご満悦の様子。

JM【どうかな？待って、赤も着せて！】

JM【んー。やっぱグレーかな？どう？】

はぁ....ほんま天使、天使以上？え、神さま？全宇宙の可愛いを牛耳る神さま？

思わずスマホのカメラで写真を撮る。

【盗撮じゃない、盗撮じゃない。】

JM【ふふっ♪何言ってるの？】

赤いパーカーを脱いで私に渡してきた。

ん？と首を傾げてみると

JM【Aも着て！ん！】

これは...間接キスならぬ....間接脱着？

いや、なんだそれ？

まさか推し7人組のうち1人の

脱ぎたてホヤホヤを着れるだなんて...

なんとも言えない気分のまま、

赤いパーカーを着る。

その間にジミンもグレーを着て。

JM【スマホ貸して！】
渡す.....

JM【こっち来て！】
腕を引っ張られる.....

JM【撮るよ？ほらもっと寄って？】
肩を抱かれ私のこめかみがジミンの肩に当たった.....

JM【笑ってよ～w。はい、キムチー♪】

【きむ、きむちぃ。】

カシャッ

JM【はぁ....俺もAも一般人なら

今すぐSNSにアップするんだけどなぁ...。】

【そーだねっ。私も一般人ならアップしたいなぁ...。】

そー言えばジミンって....

【ジミン？上から目線だけど...

私と付き合おうなんて思ってないでしょ？】

なんていうかホソクと同じ気がする。

JM【....うん。俺も親友が良いかな。】

コクっと頷き撮った写真をジミンに送る。

私はもちろん、その写真を待ち受け画面にした。