109-妖精、般若になる。 ページ9
You side
JM【ねぇ！言ってくれたよね！
たくさんお土産買うって！】
【御意っ】
糸目の妖精が妖精では無くなっている...
般若の顔に見える...
正座する私の前で片膝を立てて
プンスカしてらっしゃる。
【あのぉ...爆弾酒でもお出ししましょうか？】
JM【いらない！ね、見て！
本当に！これが！俺へのお土産なの！？】
私とジミンが対座する間に置かれたお土産。
私が今回のツアー？で巡った
各国の掌サイズの国旗を買ってきた。
土台もついて机に置けるんだよ？
て、ジミンさん。
その発言これを考えた人に失礼ではないか！！
なんて言えない...。
買ってきた物の中からジミンが喜んでくれそうな物を探す...。
ん？これ良いかも。
【ジミン！これは？】
取り出したのは超有名ブランドの限定パーカー。
手に入れるのにどんだけ苦労したか...
ずっっっっとPCと睨めっこしてたんだからね！？
運良くグレーと赤色をゲット出来た。
JM【え！？それって...！？
欲しかったんだけどソールドアウトになってたやつ！！】
おぉ...般若がどっか行った...
【じゃぁ...どっちが欲しかった？】
2つ持ち顔の横で軽く振ってみた。
JM【んー、迷う...
でもグレーが欲しかったからグレーで！】
ぉぉぉ...
妖精に戻られた...
オーバーサイズ買っといて良かった...
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作者名：ナイン
| 作成日時：2019年10月29日 18時
