118-ついに。 ページ18
続き。
A【実はね.....今日、誰も来てくれなかったり、
ジン、ホソク、ジミン、テヒョンの4人のうち
誰かが来てくれたら誰とも付き合わないで
アメリカに帰ろうって思ってたの.....
ユンギか、ナムジュン、ジョングクのうち
誰かが来てくれて...
心にグッときたら....
来てくれた人に好きだよって伝えようと思ってた。
ユンギ？本当に、本当に来てくれてありがとう。
お粥もすごく美味しかった。
また食べたい。
ユンギに看病してもらって思ったの。
またご飯作って欲しい、
また頭撫でて欲しい、
またお砂糖なユンギが見たい....
ユンギの優しい笑顔....私だけに向けて欲しい。
それから.....病人でも良かったら....
キスしてもいい？
女ってそーゆー生き物だから....ふふっ】
【それは.....俺の付き合ってくれるって事でいい？
Aは俺のこと、好きだって思っていい？】
笑顔で必死に首を縦に振るA。
ここで俺が止まれるはずがない。
Aの頭の後ろに片手を添えてキスを落とす。
ゆっくり離れるが
俺もAも大人だから次は深いキスを。
お互いがお互いを受け入れてるこの感覚。
キスとAの熱に溺れる...。
抜け出せるのか？
キスだけで終われるのか？
一瞬だがそう思っていると
A【はぁっ.....ユンギ、集中してよ.....】
俺の両頬に手を添えて、
まるでAが俺の唇に貪りつく感じ....
嫌いじゃない、寧ろ好きかも。
【ん.....はぁ....待って、これ以上は俺が耐えられねぇ....
無理させたくないから......
続きは熱が下がってから...その....だなぁ....】
A【ぅん....なんで熱出たんだろ.....
ちょっと悔しい。】
苦笑いをするA。
最後に一回、触れるだけのキスをして
【もう少し寝な？眠るまでここにいてやるから。】
布団をかけ直してやって
ほっぺに掌を添え、親指でAの耳を撫でる。
目を瞑った数分後には
規則的な寝息が聞こえてきた。
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作者名：ナイン
| 作成日時：2019年10月29日 18時
