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117-俺にも限界が、 ページ17
ユンギside
火照った顔....
普段より数百倍色っぽい喋り方....
俺からお粥を食べてる顔....
下唇を舐める口....
こんなAを知るのは俺だけで良い。
全部完食してくれて。
空になった鍋をキッチンに持っていこうとしたら
腕を掴まれた。
A【行かないで....側にいて.....】
待て、俺にも限界ってものがある。
【洗っといてやるけど、水張っとかないと
後々大変だろ？すぐ戻ってくるよ。】
頭を撫でると渋々放してくれた。
鍋に水を張り、ベッドまで戻る。
床に座って左腕をベッドに置いた。
俺のその腕を摩りながら
A【ありがとう...来てくれて...】
と伝えてきた。
ヤバイな....キスしたいけど、
フェアじゃない気がする。
体が鉛みたいになってんのにキスするとか。
でも好きだと言った以上、
自分の気持ちを伝えてみる。
【今さ.....A、熱あるし動き鈍いから
我慢するけどさ......キスしたいって思ってる。
男って、そーゆー生き物だから...】
言いながら鼻で笑う。
熱のせいなのか...Aの目が潤み始めて。
へへっと笑ったあと、俺にこう言ってきた。
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作者名：ナイン
| 作成日時：2019年10月29日 18時
