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116-お粥。 ページ16
続き。
ベッドに腰かけたユンギ。
待って、その角度から見ないで。
絶対二重顎になってんじゃん...
仰向けからユンギの方へと寝返りを打つ。
YG【熱測ったか？飯食ったか？薬は？】
【だから...どうして？どうして...来てくれたの？】
まずは私の質問に答えてよ...
YG【ﾌｯ、マネヒョンから聞き出した。
Aは動けないとか適当にざっくり言ったから。
てか熱あんなら俺に連絡よこせよ。
待ってて、お粥作ってやる。】
冷えピタを優しくおでこに着けてくれた。
【食欲はあるから...醤油も入れて？溶き卵もお願いします...】
そう言うと頭を撫でてキッチンに向かった。
暫くすると良い匂いが漂ってきて...
鍋を持って来た。
YG【食えるか？あーんしてやろうか？】
【ユンギ、お砂糖だね...あーん...】
フーフーと冷まして一口放り込んでくれた。
美味しい...。
ユンギが良い男に見えすぎてるのは
熱のせいだと思いたい。
私の口の端に付いてしまった米粒を
親指で拭くとぺろっと舐めて食べる姿さえ
フィルターが掛かってるみたいに見える。
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作者名：ナイン
| 作成日時：2019年10月29日 18時
