彼女はアーミーな同業者3 (ページ11)

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111-彼女は元気の源。ページ11

テヒョンside

Aがリリースする楽曲に

コーラスとして参加してほしいとお願いされた。

メロディを聴くと少し早めのジャズだった。

お互い誘惑しようと密かに動いてる、

そんな歌詞だった。

【アルバムリリースするの？】

そう聞くとうーんと考えだした。

A【ね、これ...どう思う？】

そう言ってファイルをクリックすると

スピード感のある賑やかなサウンドが流れた。

Aが歌詞はこんな感じっと

仮だと思われるリリックをくちずさんだ。

【君って、本当に、おめでたい人。

君って、本当に、馬鹿な人。

そんなに、燃えたいなら、私が、燃やしてあげる。

知名度、も、上がるでしょ？

上がるのは、それだけじゃ、ないけどね。】

単語単語で区切ってるのが

聞いててテンションを上げさせる。

A【英語と韓国語で歌おっかなって思ってる。】

【いいね。面白そう！....て言うか、

歌うの久々なんじゃない？】

A【うんw。】

ちゃんと歌えてた？と笑うA。

よくジミンを見て【天使...】って呟くけど

俺からしたらAも天使だと思う。

笑っている顔を見ると

オレンジ色のオーラが見える気がする。

Aを見てると元気を貰えてる気分になる。

それだけで俺は良いと思った。

【俺とも友達で居てくれる？】

彼氏っていう力量じゃない。

見守りたいっていうか

見守ってほしいというか。

A【テヒョン...じゃあ私を見守ってくれる？】

【テレパシー？同じ事、考えてたっ】

ヒヒっと笑うとAもヒヒっと笑った。