ヌナも使い物になる。 ページ8
『な!今日、◯◯◯社の女神サンが来るらしいぜ〜!』
『マジで!?あー、神様のご褒美で付き合ったりとか出来ないかなぁ?w』
『あんな美人でデキる女性なんだぜ?無理に決まってんだろ〜!』
"その人、彼氏いませんよ〜。ちなみにヤバいヤツですよ〜"と言ってやりたい。
キム家の七男、ジョングクです。大学4回生です。
今日は外部講師?とかなんやらでAヌナ、ナムヒョンが勤めている会社から数名来て講義をしてくれるらしいです。あ、来た。
ヌナは広報で…ナムヒョンは人事…イケメンさんが営業で…もう1人のイケメンが開発…でイケメン社長か。
てか社長とAヌナ、距離近いなぁ…あとでなに話してたのか聞こっ。
しっかし…ナムヒョンはともかく、ヌナもちゃんと仕事してんなぁ。
説明→good
アドリブ→good
質問の返答→good
笑顔→スーパーグッド!!
なのに僕らの前じゃ…スーパーバッドじゃ!!
講義も終わったのでランチしに行きます。
『ジョングクくーん♡私とランチしに行かない?』
はい、いきませんっ!
顔は分かるけど名前知りません!!
"コツコツコツ…"
あ、ヌナのヒールの音だ。
A『グク!ちゃんと話し聞いてた?メモとった?あ…ごめんなさい、女の子と会話中だったのね…』
ちょうど良いや。
グク『Aヌナ!ちゃんと聞いてた!メモもした!真面目に講義してたから…今夜ご褒美ちょうだい?』
A『(?あぁ…面倒くせぇんだなw)分かった。ちゃんとご褒美あげるから。今夜そっち行くね。』
『…ジョングクくん…彼女居たんだ…やっぱり他の子と行くね…』
グク『ん、ごめんね?』
ごめんね?とか思ってませんが…一応ね。
ヌナを引き連れてランチに行きます。助けてもらったし…。
A『悪いヤツだー。そんなんじゃモテないぞー。てか彼女じゃねーぞ!いとこだぞー!』
グク『向こうが勘違いしたんじゃん。そーいえばさ、社長さんと仲良く話してたじゃん?何話してたの?』
A『ぐぅーや。知りたいのかい?社長とね…今日、来てた営業部の人と開発部の人が…んふふふふw』
グク『え?社長ってヌナが腐女子って知ってんの?』
A『社長もああ見えて腐男子なの♡だから…んふ、んふふふふww』
腐男子が社長で…その社長の片腕的な存在なヌナが腐女子…
この会社、大丈夫なのか!?
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作者名:ナイン | 作成日時:2019年9月11日 18時