いとこなだけです！！ (ページ4)

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非常階段。ページ4

ハン課長『この前！クォン•Aにたまたまショッピングモールで会ったんだけどさぁ～。彼氏、居たんだよ～。ショックだよ…』

へー、彼氏いたんだ。まぁヌナなら居てもおかしくないか…って言いたいところだけど…よくあんな変態と付き合おうとか思ったなぁ…

あ、みなさんこんにちは。キム家の三男、キム•ナムジュンです。

Aヌナと同じ会社で働いてます。人事部所属です。

後輩『ナムジュンさん！すいません…クォンさんと仲良いですよね？』

仲良い？まぁ…いとこだからねw
ナム『うん。どうした？』

後輩『実はこれ、広報部に持っていかないとダメな書類なんですけど…僕がクォンさんと話すなんて心臓出てきそうなんで、代わりに渡してくれませんか？』

ナム『あの人、そんなにハードル高くないよ？普通？の人だよ？まぁちょうど用もあるから、今回だけな？』

後輩に頼まれた書類を持って広報部に向かう。

"コンコン"

ナム『失礼します。クォン•Aさん、すいません。この書類のチェックお願いします。』

A『ナm…キム•ナムジュンくん。ありがとう。確認しとくね。』

いや、瞬き少し早くして俺にまでキラキラを飛ばすな。

早いとこズラかろう…

ナム『では失礼します。』
A『あ！待って！ネクタイが…昼休み、非常階段、集合。誕生日おめでとう！』

おいおいネクタイぐいってすんなよ…耳元で言うなよ…見られてんじゃないかよ…

昼休みがやってきた…非常階段へと向かう…

『んふふふふふふ…やっぱヤべーな…うふっ』

怪しい笑い声が聞こえます…危険です、逃げてください！

Aヌナがスマホの画面に食いついてる。また腐女子ってるのか…と思いながらスマホの画面を覗いてみる…

ナム『…ヌナ？それ…なに？』

A『ナムジュン～！我が愛すべきジミンちゃんとテヒョンとジョングクのわちゃわちゃ動画だよ～うふっ』

映し出された動画には3人がチキンを争奪している動画だった。

別に普通じゃん？って思ったけど

『よく見よ！グクがテヒョンの腰に抱きついて可愛い顔してやがる！テヒョンはジミンの片足にしがみついてワーワー言ってやがる！なのにジミンは糸目で笑ってやがる！かぁーーー！私もジミンの片足にしがみつきたい！』

ジミン…逃げろ…逃げんだ！

じき襲われるぞ！！

ナム『てかヌナ、いつの間に彼氏出来たの？ハン課長がショッピングモールで会ったって。』

A『あ、ユンギの事だな…んふ♡』

はぁ…どんまい。