いとこなだけです！！

ヌナの元カレ…？ ページ19

今日は休みっ！ブランドのショーを観て勉強しようと思ってると

A『テテー。仕事用のスーツとパーティに着ていくドレス買いたいから着いてきて〜。』

ん、まぁ出掛けたい気分だったし良いかな。

ヌナがグクも誘ってはみたものの…

JK『ぬ…ぬなぁ…お願い…休ませて…』とゾンビ化していた。

A『確かに今週1週間はあっち行きこっち行きで大変だったけど…
まったく…あれくらいでピーピー言うなんて…。』と溜息をつきながら呟いた。

パーティの予行演習だと言われ、腰に手を添えて！と言われた…ん、ヌナってやっぱ細いんだ…なーんて思ってる間にデパートに着いた。

ヌナが人間観察をしながら実況中継しているのを白い目で見ながら歩いていると…

？『…もしかしてA？』

長身でカッコいい男の人が話しかけてきた。

A『ん？あ、ああ！久しぶりっ！』

なんか盛り上がってる風だけど…

明らかにヌナの様子がおかしい…w

？『あ、…彼氏さん？』

違いますよ〜と否定しようとしたら

A『そ、そうなの〜！』
と言いながら腕にしがみついてきた…。

頭を掻きながら『そっか…じゃ…また…』と。
どっか行っちゃったよー…

テテ『ヌナ、何でウソついたの？』

A『いやぁ…あの人、元カレのはずなんだけど…名前にモザイクがかかってて…』

誰だっけなぁ…覚えてないからロクな男じゃねーな…とボソボソ呟いていた。

テテ『じゃあ覚えてる元カレとか…いんの？』

少し寂しくなって聞いてみたが

A『ん…うーん？えーっと…覚えてないや！アハッ♡てへぺろ♡』

色々ツっこみたい所がありまくりだけど…

ちょっとニヤニヤしちゃうな〜。

テテ『ちょ、いつまで引っ付いてんの？』

いいじゃ〜ん♪と上機嫌だから許してやるか。

イヒヒヒと笑っていたらしい、

A『私、テテのその笑顔、好きよ〜♪』


お、俺もヌナのその笑顔、好きだよ？
そう思う。言ってやらないけどね…。

ヌナの胃袋を…→←この指とまれ〜

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