いとこなだけです！！ (ページ17)

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ヌナの彼氏？ページ17

インターンの面接も受かり、ヌナとヒョンが勤めてる会社に向かう。

会社に入っていく人の群れに俺も居るわけだけど…

A『朝早くからありがとうございました。お気をつけてお帰りください。』

そう言って来客を送り出すヌナがいた。

去って行った来客の車を見えなくなるまで見つめ、その後は社内に入る社員達と挨拶を交わした。

A『キム…ジョングク君。おはようございます。今日から頑張ってね。』

グク『ヌナ…他人のフリした方がいい？』

A『ナムジュンにも他人のフリしてるから。あ、でも2人は兄弟って言っても大丈夫だから。…いや、むしろ2人で絡んでw』

小声でも変態には変わりないこの人…

グク『そー言えば広報部に来るようにって通知書に書いてあったんだけど…』

A『あら、じゃあ私がグクの教育係か。ふふっ、着いおいでー♪』

颯爽とカッコよく歩いてくヌナの後ろを付いていく。

広報部に入れば全員、優しさと容姿端麗を兼ね揃えていた。

A『皆さん、おはようございます。今日からインターンで私達と働いてくれるキムジョングク君です。一言どうぞ？』

グク『今日からお世話になります。キムジョングクです。至らない点ばかりだと思いますがご指導のほど宜しくお願いします。』

それからはヌナの後を追い、取引先の会社に行ったり…開発部に行ったり…人事部に行ったり…とにかく休む暇がなかった。

グク『ヌナ…もしかしてこれ毎日…』
A『こんなのまだ優しい方だよ？明日は倍、忙しくなるからねw』

まだ昼前だというのにヘロヘロ…人事部の近くにある休憩室が目に入り、あーオアシス～とか思ってると前から歩いてきたハンサムなお兄さんが話しかけてきた。

ハンサム『お疲れ様です、クォンさん。あれ？そちらの方は？』

A『インターン生のキムジョングクです。』

俺を紹介するとハンサムさんは

『確か…お2人、面接の日に下のロビーにいましたよね？てっきり彼氏かと…コネですか？』

ンなわけ無いでしょ。とつい言葉が出そうになったけど

A『彼氏でも無ければコネでもありません。社長からは…コネだのどうだの聞く人よりはよっぽど優秀だと聞きましたが？』

ヌナはそう言うとハンサムさんはチッと舌打ちをして企画部へと帰って行った。

ヌナ、良かったの？そう聞くと

コネとかはぁ？だし。なんならお前が～自主規制～しとけよ！とお怒りだった。

悪態をつくヌナも良いと思うのは重症なのかな…w