子供達の人気者。 ページ12
生徒A『ジン先生!今日来るお姉さんって有名人だよね!』
生徒B『昨日テレビで観たよ!難しいこと言ってたけど…』
ジン『観てたのか。そうだな、君たちにはまだ難しい単語とか使ってたからなぁ…』
今日はヌナが学校に来て高学年を相手に仕事内容を話してくれるらしいです。
俺は6年生担当だからヌナの話を聞けるわけで…
体育の授業をしていたらナムジュンの車が駐車場に入ってきた。
生徒達に少し待っててもらい2人に駆け寄る。
A『あ!キムっソクっジンっ!』いやなんのリズム?
ジン『本日はありがとうございます。校長室までごあんないしますぅぅぅぅぅ』
サイレントな怪しげな笑顔をしたヌナに肩をバンバン叩かれた…いや歩き方、若干ガニ股なのやめよ?
ナム『ヌナ…仕事モードでお願いします…』
A『はっ…よしいざ出陣!』まだ直ってないでしょ?w
ヌナとナムジュンを校長室にぶち込んだあと、給食の時間が来て…掃除をしてから講堂に移動する。
生徒A『うわぁ…テレビより綺麗だぁ!横の男の人も身長高い!』
生徒B『ジン先生!頑張ってアタックして彼女になってもらいなよ!あのお姉さんが先生の彼女とか…自慢話になるよ!』
おい…無茶言うなよ…仕事モードならまだしも…お前達はなんも分かってない…そう思いながらもヌナの話が始まり…
テレビでは難しい言葉を使うヌナも分かりやすく説明してくれた。
質問する時間がやってきて
生徒達は『彼氏はいないんですか?』『好きなタイプは?』『うちのジン先生はどうですか?』とまぁ…関係ないことを言ってくれる。
ヌナもヌナで『彼氏はいません。君たちが大きくなったら彼女にしてくれる?』だの
『好きなタイプは…カッコいいより可愛いタイプの人が好きかな?』とか
『ジン先生?ジン先生は肩幅が広いね。メジャーで何センチあるか調べてみたい』と…
下校する生徒達と仕事場へと戻るヌナ達の時間が被り、生徒達に目線を合わせて喋るヌナ…ナムジュン は護衛っぽく立ったまま…w
次の日、生徒がやってきてこう言った。
『昨日、Aさんと話したんだけど!ジン先生、格好いいって言ってたよ!やっぱワンチャンあるよ!先生!ファイティン!』
ワンチャンなんて要らないよ〜と心の中で叫びながらも格好良いと言われて嬉しくなった。のは内緒にしておこう。
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作者名:ナイン | 作成日時:2019年9月11日 18時