君は俺の....。《iKON ジュネ》 (ページ9)

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A『うーわっ！なんなの、この部屋...

えー！うわっ、癒されるわー。』

最上階にある俺のウチ。

最上階とその下はワンフロアに1つの家で

Aが住む5階は

501、502、503の3つの家がある。

間取りを聞けば１人暮らしには余裕のある

2LDKらしい。

俺のウチは...

4つぐらい部屋があって、

広すぎるダイニングキッチン、

ウォークインクローゼット、

広い風呂場に、ソウルの街が見渡せる

ガラス張りの部屋が気に入ってる。

まぁ、俺に下心はあっても、

Aには下心なんて無いだろうから

『女の子って夜景好きなんだろ？見てくか？』

って誘えば

A『うん、見てく、見てく！』と

尻尾を振ってるように見えた。

俺のウチに入るやパタパタと可愛く小走りして

俺のお気に入りの場所に立った。

ガラスに両手をペタっと付けて...

A『ひえー、なんだこれ？』って呟いた。

Aの横に並び、

ズボンのポケットに手を突っ込んで

Aの横顔を見る。

小学生の時は大差なかった身長も...

今じゃAの顔が俺の胸の高さにあって、

俺ってデカくなったんだなって思った。

そんな俺の視線に気付いて

ガラスから手をスッと離して

A『わっ、ごめん...

思わずガラスに手、ついちゃった...』

顔の横で、両手を上げて、、。

笑って『気にすんな、』と言えば、

嫌なら言ってね？業者さんに頼むからって。