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Aの腕を引いて、
俺は自分のデスクに腰掛けてAを引っ張ると、
少しのぼせ気味のAとの距離がまた縮まる。
『で、いつからなの?』
A『ぇぇぇ....』
『早く答えてよ、』
A『うぅぅぅ....!って、ちょ!!』
Aの指先を握って親指でAの指を撫でる。
『早く言ってくれなきゃ、、、
もっと甘い事すんぞ?』
A『やっ!耳元で囁かないでよ!!』
グーパンチで俺の胸板を叩き
涙目のAにだいぶやられてる。
正直バロメーターが...
残りわずかなんだけど。
A『.........た時から....。』
『え?』
A『だからっ!
......同窓会が終わった時から!!
ジャケット被せてくれて雨の中、走った時から!!』
俺はガキん時から好きだったって言ってんのに、
Aは最近かよってツっこみたかったけど...
Aも俺の事、好きなんだ...
その嬉しさの方が勝った。
『やばい....ほんとやばい。』
ギュゥゥって効果音が付きそうなくらい
抱きしめれば、可愛く暴れていたAも
次第に落ち着いてきて...
抱きしめ返してくれた。
『ふふっ....幸せすぎんだけど。』
A『それは....よーございました...ふふっ。』
『よし、じゃー、キスするか。』
A『は?ちょ、、ま、、んッ、』
Aとの初チュー。
フニって触れて...
少しゆっくりめに離れる。
ゆっくり目を開けたA。
キスのあと、初めてなんて言うかな?
感想を言えとばかりに見つめてみれば察したのか
A『ジュネの事だから...
もっと激しいキスするかと思った...』
『え?ご所望ならそのように致しますけど?
それはもうべロッベロのやつ!』
へへへって笑えば
首にチョップを喰らった。
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ねこたん(プロフ) - 初めまして!コメント失礼します!このお話読ませて頂きました!最高でした✨これからも応援してます!! (2021年12月29日 12時) (レス) @page31 id: d1f46be94a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナイン | 作成日時:2020年4月18日 18時