君は俺の....。《iKON ジュネ》 (ページ23)

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朝のランニングは実に清々しい！！

Aをバイクの後ろに乗っけて

出社するのも清々しいけど、

ひとりランニングしてるの方が清々しいもんね！！

ふんっ！！

俺？

今、めっちゃ不機嫌ですよ？

なんでかって？

遡る事1時間前。

Aのモーニングコールで起きて、

バイクで行かね？って誘ったのに

ジナンとバビに頼まれた資料を纏めるから

もう会社に居るよ？って...。

最近、ランニングもサボり気味だから...

ランニングで出社してやる！！

帰りは1人で帰りやがれ！！

そう思いながら会社に着いた。

バビ『ぉ？ジュネ、ランニングしてきたの？』

『あぁ...ハァ...ハァ...、

今日はお一人様出勤だよ...』

バビ『...大体の人はお一人様出勤だと思うけど？』

『てか...Aから資料、受け取った？』

バビ『出来たら持っていくって言われてる。』

『そ？...じゃあ俺、行くわ...』

エレベーターで最上階を目指す。

降りて社長室に着いてすぐ、

汗で濡れたTシャツを脱いだ瞬間に

ノック音がして、返事をする前にドアが開いた。

A『しゃちょ、

.........待って/// 早く服着てよっ///』

タブレットで視界を遮断したAが...

え、照れてんの？

タブレットに片こめかみを打ちつけながら

早く早く早くー！って騒いでる。

これは大変面白い。

汗で濡れたTシャツをパサリと床に落とし、

Aに近寄る。

目を瞑って居るから俺が今、

どんな姿なのか分からないはず。

『もう大丈夫だぞ、こっち見て？』

A『ホントに？見るよ？』

タブレット越しから恐る恐る目を開くA。

俺の方に目を向けるとまた叫んだ。

A『大丈夫って言ったじゃん！！

なんで服、着てないのよ！！』

いや、可愛いかよ。

『なぁ...壁ドンしていい？』

A『はぁぁ！？無理！！

絶っっっっ対、無理！！』

『どぉ？本当にバッキバキだろ？』

A『変態っ！！セクハラっ！！

コンプライアンス無視しすぎ！！』

タブレットで胸板をバンバン叩いてくるけど....

全く痛くないんですけど？