9.天使と悪魔、パクジミン 。 ページ9
.
JN『ヤー。朝から俺のストーカー?
俺って罪な男だね!』
『違うわ。ジミナと朝食デートだわ。』
JM『は?今なんつった?』
JN『朝食デ』
『ヒィッ!違うよ?デートだなんて、
そんな滅相もない!ジミン様に申し訳ない!』
ジンが全て言うのを手のひらで制した。
顔を小刻みに横に振りながら否定した。
そう言えば空腹のジミンは
すこぶる機嫌が宜しくなく、
悪魔ジミン様になるんだった...。
うえッ、手のひらがジンの唾で光ってる...。
さすがにジミンの背中で拭くのは気が引けるから
『早く、早く〜!』とか言いながら
ジンの背中に手を添えて、
さりげなく拭くことに成功した。
JM『はぁ〜満腹♪満腹♪
さ、先輩。お会計してください?』
『かしこまりました、ジミン様。』
美味しい朝食を完食して、満腹になって
やっとニコニコ糸目の天使に戻ったジミン。
最後の一言は悪魔っぽいけど、
こんなのマシなのでスルーします。
営業先ではジミンの癒し攻撃と
私の華麗な話術で契約Get!
『さ、会社に行こ。
今日だっけ?新人さんが来るのって?』
JM『そーみたいですね。A先輩。
分かってますよね?
離婚したばかりだからって盛っちゃ』
『盛らんわ‼今日のジミン、嫌いっ!帰る!
1人で帰る!』
後ろでジミナの笑い声が聞こえるけど。
プンプンしながらしばらく歩いていると、
いきなり肩を抱かれた。
『なによ、お餅くん。』
JM『先輩。もっと周り見てくださいよ。
野獣に狙われてますから。』
へ?やじゅう?
辺りを見渡すと『チッ、彼氏いたのかよ...』
『遅かったかぁ...』とか言ってるメンズさん方。
『え/// 離婚してからモテ期到来ってやつですか?
ぐへへへっ...』
JM『はぁ...確かに今日は意地悪しまくりだし、
謝ろうって思ったけどやめときます。』
なんだかなぁ...。
484人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ナイン | 作成日時:2020年2月6日 21時