元カノはバツイチでした。＊JH＊ (ページ18)

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18.あ、あれ？ページ18

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ホソク side.

営業先の人→営「」

横並びで歩いてたのに、ピタッと止まったA。

悔しいか？

勝った。

ズボンのポケットに手を入れて振り返って

『あれ～？本当に行きたくないんだぁ？』

俯くAに近付き、下から覗き込んだ。

A『ﾌｯ、これだから鈍感野郎はw

営業先が嫌なんじゃねーよw

元彼と行く方が気が向かなねーんだよ！』

うわ、口悪っ。

え？パボで可愛いAはどこに行っちゃったの？

『へ...あ...ごめんなさい...』

A『...ﾁｯ。』

うわ、舌打ち。

A『ポケットに手ぇ突っ込むな、ガラ悪ぃだろーが。』

いや、Aの口調の方がガラ悪いよ？

A『なんだよ？ぁあ？』

『いや、Aの方が口...悪いかなぁ...なんて、、

あははははっ、』

A『だから小声で話してんだろーが。』

うん、確かに小声だけど...

いや、めっちゃメンチ切るやん。

A『じゃ、ホソク君？急ごうか？』

笑ってるけど目が笑っておりません‼

だ、誰がお助けを‼

オドオドしながらチンピラ風になってしまった

元カノAに着いていき...

Aの巧みな話術で仕事をゲット出来たらしい。

営「いや～Aさん！また飲みに行きましょ！」

A『ウチの酒豪さんに言っときますねぇ(ﾆｺｯ』

営「いいや、僕はAさんと飲みに行きたいんだよ～！」

A『私...お酒弱々ですよぉ？

楽しくないですよぉ？それとも...

お持ち帰り、、してくださるんですかぁ？』

ぅおいｯ‼

営業の場で違う営業してどーするんだよ⁉

営「(…妄想ﾀｲﾑ…)ぅうｯ‼」

何故か片腕を胸に、もう片手を頭に置いて

目を閉じて唸った先方。

その隙を見計って

A『では、飲みたくなったら

ウチのパクジミンまでお電話してやってください。

失礼します！』

颯爽と部屋から出て行くA。

営「ホソクさん...彼女、中々手強いですよね...

でもあの後ろ姿にハイヒール...マーベラス！！！」

この人も癖強めかよ...。