Find you again.＊JK＊ (ページ32)

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32.JK-消えた彼女。ページ32

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歌謡祭が終わってからAの控え室を探した。

やっと見つけてドアを開けても、

中には荷物も無く、誰も居なかった。

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【今、どこ？何か隠してるだろ？】

【何時でもいいから。返信して？】

そうメッセージを送った。

深夜3時。

スマホの着信音に起こされた。

開き切れてない目で

眩しい画面を見るとAの文字が...⁉

『もしもし⁉A⁉今どこ⁉

すぐ行くから‼場所教えて‼』

勢いよく起き上がって帽子を探した。

A『オッパｯ....ゔぅ...っ、△△ホテル...

最上階の、、スイートルームっ、』

『分かった、すぐ行くっ、』

A『でもオッパ！来ちゃダメｯ‼

外に、、記者がいっぱい居るから...

来ちゃダメ、、』

『パボ！ジョングク様をなめんなよ？』

なんで泣いてるんだよ...

Aを泣かす奴なんて消してやる...

ホテルに着くと本当に記者がいて

？『Aさんに会われるんですか⁉』

？『こんな深夜に訪れるほど、2人の関係は親密なんですか⁉』

アホらしい質問。

ホテルに入り、Aが泊まる部屋へと向かった。

チャイムを押すと歌謡祭に出ていた格好のままの

Aが...

黒い涙の跡を頬に残して、

また新たな涙を流してドアを開けた。

A『オッパ....ゔぅぅ...』

Aの肩に手を置いて、

Aを押して部屋の中に入る。

『ん？どうした？話してみ？』

優しく抱きしめて頭を撫でてやる。

大して身長は変わらないのに...

小さくなって、震えて、

幼い頃みたいにオッパって言いながら泣き続けた。