Find you again.＊JK＊ (ページ17)

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17.You-モデルの登竜門。ページ17

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『え！！！！！！

ヴィクトリアシークレットのショーですか！？』

ソフィアさんのモデル事務所に

正式契約した日に言われた。

『えぇ(笑)。

まずはオーディション受けないとなんだけどね？

これに受かれば...

その日から貴女のモデル人生は

変わるって思いなさい。...って

プレッシャーかけとくわ。』

そう言って笑った。

そして来たオーディション。

《いつも通りの貴女で受け答えしたら良いから。》

そうソフィアさんに言われてたから普通に、

でも少しやる気も出して。

水着審査は初めての経験だった。

『体型維持のためにやってる事は？』

みんなにされていた質問。

『私はストレッチに体幹を鍛えるトレーニング、

鍛えすぎない程度の筋トレをしています。』

そう言うと背後からヒソヒソと

『え？食事制限は？』と聞こえた。

私より先に受け答えしてた人達はほぼ全員、

食事制限してるって言ってたっけ...

まぁいいや。

私は私だし。

『食事制限は？してないの？』

面接官をしていたスーパーモデルに聞かれた。

『してないと言えば嘘になりますが、

今はまだ成長途中なので

栄養面を考えながら食事しています。』

そう言うとスーパーモデルはふふっと笑って

『ありがとう。次の人。』と言った。

『1週間後、合格者には連絡します。』

そうコールされて帰ろうとした時だった。

『シンAさん！』

『...はい。』

『貴女は合格よ。また連絡するから。』

サラッと言われた...。

ポカンとしてると『返事は？』と

少し厳しめの声で言われた。

『は、ハイ！ありがとうございます！

よろしくお願いします！』

そう返すと『笑顔で歩く練習しといて。』と...

あ、、

笑顔でウォーキングとか

した事ないや...。