Find you again.＊JK＊ (ページ14)

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14.JK-己と戦う。。ページ14

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Aがグクオッパ呼びに慣れた頃、

Aに一本の電話が掛かってきた。

しかもイタリア語？フランス語？

みたいなのを喋っていた。

メルシー...なんとか～って言ってたから

フランス語かな？ん？イタリア語だっけ？

まぁいいや。

通話を終わらすと

『もしかすると、もしかしちゃうかも...』と呟いた。

未だに自分の状況が

理解できてないような顔をして...。

ん、、待てよ...

『もしさ...そのモデル事務所の代表がさ、

Aをモデルとして契約したら...

また俺の前から居なくなるの？』

焦って聞いた俺の言葉に

『いや...とりあえず高校は卒業しときたいから...。

その辺は...そうなったら代表さんと要相談かな？

...あ、予鈴だ。

オッパ、これ捨てといて。』

『え？あぁ...わかっ、

いや、俺はパシリか⁉』

無意識に受け取ったパックジュース...

叫ぶ俺に手を振って去っていくA。

はぁ...また幼馴染に戻ったらコレかよ...

てかまだジュース残ってんじゃん。

ジュースもバナナオーレだし...。

べ、別に？女の子と

か、、間接キスとかやった事あるし？

俺とAは幼馴染だし？

変な気なんてない！

でも勿体ないし....

.......ヨシ、誰も見てない。

チューっと飲むと、もちろんバナナ味で。

おーぉ...今、俺とAがキスしたら

バナナ味のキスじゃん...

いや、何考えてんだ...

そんなこんなで高校生の健全な

心の格闘をしていたら

午後の授業が終わっていた。