1.JK -幼馴染？ ページ1
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幼い頃の記憶。
同い年だったか...
年下だったか...。
名前は覚えてる。
シンA。
家が近所で、公園でよく遊んでいた。
人懐っこい性格で、おてんばで。
俺が小学生になる時に
『オッパ。わたし、おひっこしするの。』
と言って...
俺の前から姿を消した。
いつしか俺も高校生になって...
いつの間にか高2になってて...
久々に登校したら
《1年生に目を惹く子がいる》
と噂になってた子がいた。
その子は引越ししたあの子と同じ名前。
立っている姿は姿勢が良くて。
黄色いブレザーが凄く似合ってた。
細いけど健康的な長い脚...
年下にしては凄く大人びてる雰囲気。
勇気を出して聞いてみたんだ。
『チョンジョングクって覚えてる?』
すると眉間にシワを寄せて一言。
『知らない。』
ムスっとして言ってきた。
それから会えば声を掛けた。
知らない、人違いじゃないすか?
それしか返してくれないけど。
でもやっぱりよく遊んでいた
シンAだと思うんだ。
だってクラスメイトの女の子と話してる
彼女の顔は、小さな頃の彼女を
彷彿させる笑顔と人懐っこさがあったから。
絶対Aだと思うんだ。
だから俺は
"本当の君をまた見つけるよ"
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作者名：ナイン
| 作成日時：2020年1月12日 9時
