俺とヌナのストーリー＊TH＊ (ページ41)

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『で...どうしてみんな勢揃いなの？』

みんなを見渡して聞いてきたヌナに

『テヒョンからココに集合って連絡来たから。』

と答えたユンギヒョン。

『あ！私も！...テヒョン君。期待して良いの？』

ジウヌナの言葉に頷いて...

頭上に "？" マークがいっぱいの

ヌナの両手を握り、立たせてから話し始めた。

『ヌナ...みんなに集まってもらったのは...

みんなに証人になって欲しいし、

みんなに祝福されたいから。』

ふーっと息をはき、微笑んで

『Aヌナ。

初めてヌナと出会った時から今まで、

ヌナへの気持ちは変わってない。

会うたびに幸せで、

声聞くたびにニヤニヤしちゃうんだ。

女の子に...こんな感情になるのはヌナだけで...

これからもずっと、その感情を

俺に味わせて欲しい。』

ヌナの瞳から綺麗な滴が溢れてくる。

ポケットに入れていた小さな箱を取り出す。

その箱を開けると

買った時より輝きが増してるように見えた指輪が

"早く着けてよ！" と言ってるみたいに

キラキラと光っていた。

『Aさん。

俺と結婚してキムAに改名してくれますか？

いや、お願い！キムAになって！！』

カッコよく言おうかと思ったけど無理だった。

こう言えばヌナは断らない、

今だって上目遣いすれば断らないって思ってる

俺はズルいんだと思うけど...

そんな俺に涙を流しながら

『改名って...ﾌﾌｯ...うんっ、なる、、、ｯ....

キムAに....なりたいっ...』

本当に嬉しそうな笑顔をして

コクコクと首を縦に振るヌナ。

ジウヌナとジニヒョン、ホソギヒョンの

泣き声を堪えてるような『ウッ...』

という声が聞こえた。

Aヌナを抱きしめて耳元で囁いた。

『ヌナ...愛してるよ。

一生離さないから...覚悟しててね？』

そんな俺の言葉にヌナも

『私も愛してる。テヒョン...

これからもよろしくね？』

あー、その上目遣い...

俺よりズルいよ。

でもそんなヌナも好きだよ。