俺とヌナのストーリー＊TH＊ (ページ5)

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付き合って？と言うと私は年上だの、

いつか飽きるだの、

捨ててもいいだの、

マイナスな事ばかり言って。

どんだけ自分に自信が無いんだと

少し笑ってしまった。

だから歳なんて気にしない、

飽きない、

捨てない、

嫌いにならないと伝えた。

ぽけーっとするヌナが可愛すぎて、

手を握って、少し屈んでキスをした。

俺にとっても、きっとヌナにとっても初キス。

ヌナの唇は凄く柔らかくて。

最高すぎた。

テヒョンって呼んで、

目を閉じてってお願いするも

目が閉じてくれないとか...

あーもう本当にヌナ、可愛すぎる...。

余裕ぶってヌナの頭を撫でれば

少しムスッとして。

あー何回、俺を虜にするんだって。

文化祭だった事を思い出して、

ヌナを引っ張りながら走って。

それがすごく楽しくて。

教室に着けば当然叱られた訳なんだけど。

ヌナの手を握ったまま俺の背中に隠していると

【怒られちゃったね】と伝えるかのように

親指で俺の手を撫でてくれた。

その後、クラスメイトからお姉さんですか？

と言われたのには正直ムカついた。

それを肯定するヌナにも

少し腹が立った。