検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:92,303 hit

+5.(24. ページ24

.






宿舎に入ると



ガバッと俺に抱きついてきたヌナ。




俺の胸におでこを付けて








『テヒョン...ごめん...私のせいで...


苦しい思い、たくさん、させちゃった...』








そう呟いて泣き始めた。









優しく抱きしめ返して、頭を撫でながら







『ヌナを守りたかったんだ。


それにね、無の感情で...あの...


新人アイドル?と付き合ってたフリしてたから...


だから安心して!貞 操は守ったよ?』









そう言うと「なにそれっ...」と




涙を拭き、笑ってくれた。









リビングのソファに座り、




ココアを2人分、入れる。









懐かしいね、なんて言い合いながら。









ヌナからもらったプレゼントの存在を思い出した。









『ヌナ、ちょっと待ってて?』









自分の部屋からヌナへの誕生日プレゼントを




手に取り、リビングに。








ソファに座ると「私のから見て?」と言われたから



中を開けてみると



緑色のAirPodsとケースが入っていた。









『テヒョンに何をプレゼントすれば良いか


分からなかったから...』









苦笑いするヌナに



「今日、来てくれただけで、それだけで



最高のプレゼントだよ?」と言うと、



それは私も同じだよ?と微笑んでくれた。









『ヌナ。誕生日おめでとう。』









そう言ってプレゼントを渡す。









『ネックレスだ....綺麗...』









光に照らされキラキラと光る


ネックレスのモチーフ。









指輪かネックレス、どちらかを


プレゼントしようと思った。









なんならペアの指輪とか考えたけど...









もしも。




本当にもしもだけど、




テヒョン変わっちゃったね、バイバイ。




なんて事があったら...








そうなるとペアの指輪に



申し訳なくなるからネックレスにした。









『貸して?着けさせて?』









『テヒョン...着けてあげるよ?じゃないんだ。』









そう言ってふふふっと笑った。









抱きつくような形で



ヌナにネックレスを着ける。









ふわりと匂うヌナの香り。






着け終わるとそのまま抱きしめて









『ヌナ...会いたかった...』








耳元で囁いた。

+6.(25.→←+4.(23.



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (102 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
425人がお気に入り
設定タグ:BTS , 防弾少年団 , テヒョン   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ナイン | 作成日時:2019年12月3日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。