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『じゃぁ...テヒョン。今から...そーだなぁ...
15分以内にテヒョンとヨンタンの
お泊まりの用意をして、
ヨンタンと下の駐車場に来て!
それか先にヨンタンを下の駐車場まで連れてきて!』
え...?
ぇ?
泊まる用意?
下の駐車場?
とりあえずヨンタンを抱きかかえて
下の駐車場に向かう。
するとメンバーの車に紛れて初めて見る車が...。
その車の前にはヌナとジミナが立っていた。
『テヒョンア、パニックって感じの顔だねw?』
俺の顔を見て笑うジミナ。
『ヨンタン、おいで〜♪』
上機嫌にヨンタンを呼ぶヌナ。
ヨンタンをヌナに抱っこさせると
『テヒョン、用意してきて?待ってるから。』
ふにゃりと微笑むヌナ。
ジミナに護衛するよう頼んで急いで用意をした。
車に乗り込んで...
ヨンタンを膝の上に乗せて...
街中を走る。
『ヌナ...どこに行くの?』
するとヌナは
『んふふ?まぁ...内緒。』って言って...
.
車に乗り込んでから数十分後。
『はい、着いたよ〜。』
空を見上げた...
首が痛くなりそう...
俺の目に映ったのは
ここら辺じゃセレブが住むようなマンションだった。
地下駐車場に車を停め...
ヌナに付いて行く。
エレベーターに乗り込み、
ヌナが最上階のボタンを押した。
エレベーターを降りると
『番号は2人の誕生日ね。』
とドアの暗証番号を押す。
ま、まさか...
『ヌナ...ここ、借りたの?』
部屋の中に押し込まれると
『借りてない...。
日本の家を手放して...
こっちに住む事にした。
これからは...
日本じゃなくて、
こっちに住む事にした。』
真剣な顔と苦笑いをしながら
そう呟いた。
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作者名:ナイン | 作成日時:2019年12月3日 17時