あなたと私のストーリー＊TH＊ (ページ45)

今日:6 hit、昨日:5 hit、合計:122,622 hit

45.また涙ページ45

.

『ホビ君も...散歩しててココに辿り着いたの？』

とりあえずグクちゃんの隣に

座ってもらって聞いてみると

『ヤー、JKもかぁ！』とハイタッチをした。

2人から

『この前の新刊！サインとメッセージ

書いてくれてありがとう！泣いたよ～！』

と言ってもらえた。

『ううん！感想言ってくれてありがとう。』

笑顔で返すとホビ君が真剣な顔をして

『テヒョンなんて....

号泣してたよ....俺よりも....』

と言った。

『ヒョンにね、聞いたの。

メッセージなんて書いてあったの？って。

そしたらね、絶対教えない！って。

これは大切な言葉だから絶対教えない！

って言われたんだ....』

で？何て書いたの？

と可愛い顔で聞いてきたけど。

テヒョンが教えないって言ったなら

教えるわけには...と断った。

スタッフさんから呼ばれる前に帰そうと、

やや無理矢理、外に出して...。

無事にテレビ出演を終わらせて

帰ろうと廊下を歩いていたら

『テヒョン！電話！鳴ってる！』

ナム君の声...

咄嗟にジウの腕を引いて隠れて。

『ヒョン、ありがとー。』

テヒョンの声だ....

『あーもしもし？.....うん。

......今、終わったから行く。

.....分かってる。

.......じゃあ家まで迎えに行く。』

離れていく足音。

『A...？大丈夫？』

私の肩を抱いて。

肩をさすって聞いてきたジウ。

『へぇ？なにが？』

ジウの顔を見て

ジウが頬を撫でてくれて気付いた。

また泣いてる....？私....。