あなたと私のストーリー＊TH＊ (ページ28)

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28.真実ページ28

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『いや...でも...観にいけない....』

理由なんて言わなくても分かるでしょ？

そう目で訴えると

『贅沢なファンがここに居たわ～』

とユンギ君が笑った。

『ほんと、ごめんね？

気持ちだけ、、貰っておきます。』

封筒を返そうとすると

『ヌナ。実はあの記事、嘘なんです。

テヒョンもAヌナも

お互い忙しくて会えなかったでしょ？

まだ人間としてもアーティストとしても

中途半端だから、

もっと成長して迎えに行くんだって。』

ジミン君が私を見つめて言ってきた。

嘘？意味がわからない。

『あれはフェイク記事だよ？女もフェイク。』

『でも、ユンギ君。

あの後、2人のデート写真、何回取り上げられた？

まだ出てくるでしょ？

高級ブランド店を訪れたとか、

カフェでデートしたとか、

焼肉屋デートした後、女性の部屋に行って

朝まで出てこなかったとか、

ローマの夜の道を手をつないで歩いていたとか....』

何がフェイクだ。

何が嘘だ。

変装はしてるものの

女の子と外でデートしてるなんて。

外にデート行けなくてゴメンね？

と言っていたのは誰？

俺はヌナといるだけで幸せって言ったのは誰？

また涙が出そう.....

『テヒョンからは口止めされてるんだけど....

実は....』

ユンギ君が話し始めた。

全容を聞いてまさか私自身が

テヒョンを苦しめていたなんて....