あなたと私のストーリー＊TH＊ (ページ11)

今日:14 hit、昨日:5 hit、合計:122,630 hit

11.正体を明かすページ11

.

アヒルも無事、回収出来たから立ち上がろうとした。

『よいしょっと......

って言ったらダメなんだよなぁ...』

思わず言ってしまったババ臭い言葉...

頭を抱えていると『ふふっ、』笑われてしまった....

『言っちゃったね(笑)でもテヒョン君より

年上だから仕方ないっ、うん。』

もう開き直ろう、うん。

『別にババ臭いなんて思ってないよ？

それに....俺....ヌナなら』"ピリリリリｯ、ピリリリリｯ"

彼のスマホが鳴った。

『あ、ヌナ、待ってて.....

もしもし？あ、うん！すぐ戻るからっ！はーい。』

『........ヌナ、俺急がなきゃ。拾ってくれてありがと！』

『いえいえ。じゃあまたぶち撒けないようにね！』

手を振ると

『ヌナ.....今夜、電話するね。』

まるで天使のような笑顔を私に見せて去っていった。

帰宅してPCに向かい、

スマホにメモした事を考えながら文字に、

文章にしていく。

はぁ....今日はこんなもんで良いかな。

立ち上がって腕を上げて伸びをする。

キッチンに行き、

実家からパクってきた少しリッチな

ドリップコーヒーを煎れる。

部屋に戻るとスマホが鳴っていた。

掛けて来たのはテヒョン君で、

その後いろんな話をした。

もう社会人になったし、

テヒョン君は口が硬い方だと思ったから

小説家である事を話した。