27-グラミー賞授賞式！ ページ27
今日はグラミー賞授賞式！
師匠とリムジンに乗って会場に向かう。
リムジンに乗り込む前に乙女から全体が白いサテン地で襟が黒というジャケットを渡された。
『ちゃんと着ても良いし、着崩して綺麗な肩見せてもよし！楽しんできなさい！』と。
レッドカーペットの上では師匠のエスコートのもと、ジャケットを腕を通さないで肩に掛けて着たり…
腕を通して普通に着たり…
胸下のボタン1つだけを閉めて着たり…
肩が見えるように着崩して着たり…
師匠から『ジャケットが忙しそう…w』と耳元で言われた。
師匠の右手が私の腰に添えられ、インタビューに答えていく。
私も師匠の右肩に左手を添えたりしてそのインタビューを聞いた。
すると後ろから悲鳴に近い声が聞こえて振り向けば
BTSがメディアと少し遠い所に居たアーミーたちに手を振っていた。
はぁ…やっぱスゲーなぁ…と思っていたらジョングクと目があった。
両手で親指を立てて【イイね！】可愛すぎる顔で口パクしてくれたから、手を合わせて【ありがとぉ】と口パクした。
その後、師匠とBTSのショットが撮りたい！とカメラマンからの要求があったので彼らと合流。
私はカメラマンの背後に移動して彼らの様子を見る。
すると『A！』と呼ばれ振り向くと以前、フェスであった男性歌手がいたので少しだけ会話をした。
撮り終えたので師匠の横に行くとまた私の腰に手を添えてBTSと会話する師匠。
心なしか皆んな一瞬ムスッとした顔をしていた気がする…
でもすぐにまた笑うから気のせいだと思うことにする。
彼らと会場に足を踏み入れてカメラマンから見えない所でテヒョンから【すごく綺麗だね…】と耳元で…低い声で囁かれた…
私の耳と心臓がご臨終です…そしてありがとう…。テヒョンさん…。
師匠はノミネートされた部門全てを授賞し、授賞コメントで色んな人に感謝を伝え最後に
『Aを迎え入れて本当に良かったと痛感するよ。これからも俺と一緒に、支えてくれる人たちと一緒に成長していこう！』と言われ…
うんうん、と頷きながら感動して涙を流した。
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作者名：ナイン
| 作成日時：2019年9月3日 17時
