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頼っていいよ: 土蜘蛛 ページ36

〜A視点〜

『土蜘蛛ー!いるー?』


土蜘蛛「隣にいるではないか」


『えへへ』


私と土蜘蛛は恋仲というものである。
だから、いつも一緒にいたいのだ。


土蜘蛛「フッ……Aが嬉しいなら吾輩も嬉しい」


『土蜘蛛が辛いときは私を頼りにしてよね!絶対だよ!!』


土蜘蛛「わかっている。そればっかり言ってるではないか」


『うん。だって心配だし』


土蜘蛛はいつも自分で背負う優しい人だから。
だからこそ私に頼ってほしい。
いっつも私じゃなくて大ガマとかだし。


土蜘蛛「Aは吾輩に頼られたいのか?」


『そりゃ……そうだよ』


土蜘蛛「なら、今頼っても良いか?」


『いいよ!なんでも言って!』


土蜘蛛「なら、A……こっちへ」

そう言って土蜘蛛が手招きしてきた。

『うん。わかった』

でも手招きされた方って寝室だよね?
なんでだろう。


『どうしてこっちへ呼んだの?あっ!わかった!なにか運んでほしいんだね?』

すると土蜘蛛は私に微笑み襖を閉めた。


『?どうして閉めるの?』


土蜘蛛「やることがあるのでな」


『ん?わかった』

やることってなんだろう。

そんなことを考えているといつの間にか土蜘蛛が目の前に立っていた。

どうしたの?

とも聞けずに布団の柔らかさが背中でわかった。そして天井と共に土蜘蛛の顔が見える。


『つ、土蜘蛛?』


土蜘蛛「頼りにして良いのだろう?」


『そ、そうだけど。こんなこととは…』

初めてじゃないけど……心の準備というものがいる。


土蜘蛛「こんなこと?吾輩はただ押し倒しただけでなにかするとは言っておらん」


『意地悪』


土蜘蛛はフッと笑い私の唇に指をあてる。そして、なぞる。

色気があるんですが。


『いつも余裕な感じで……』


土蜘蛛「余裕ではない。吾輩だって」

腕を掴まれ心臓らへんにあてられる。
すごいドクドクしてる。


『…んっ!』

私はもっと余裕をなくそうと自分からキスをした。

それに驚いて目を見開いていた。


土蜘蛛「……余裕をなくすならこういうことをしなければな」


『いっ!』


土蜘蛛はニヤリと私に笑うと鏡を向けてきた。
そこには私の首に赤い印をつけられていた。


『っ!//』


土蜘蛛「夜も近いしもっと楽しもうではないか。A?」



Fin

------
遅くなってごめんなさい!!
土蜘蛛の口調が迷子ですみません!激甘じゃなくてごめんなさい。難しいですね…。
リクエストありがとうござまいました。

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アロア(プロフ) - 智美さん» わかりました!遅くなると思うので気長にお待ちください(*´ω`*) (2017年6月26日 15時) (レス) id: afa2f70eba (このIDを非表示/違反報告)
智美 - リク良いですか?土蜘蛛の激甘お願いします! (2017年6月25日 22時) (レス) id: f1bed1ab54 (このIDを非表示/違反報告)
アミュレット - リクエストありがとうございましたm(__)m本当に嬉しかったです! (2017年6月17日 21時) (レス) id: f72bc11f9a (このIDを非表示/違反報告)
アミュレット - 了解です!ありがとうございます! (2017年6月14日 22時) (レス) id: f72bc11f9a (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アミュレットさん» わかりました!新しいオロチのお話ということですよね。遅くなりますが気長にお待ちくださいm(_ _)m (2017年6月13日 22時) (レス) id: afa2f70eba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アロア | 作成日時:2017年1月2日 16時

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