花園:: 覚醒エンマ、太陽神エンマ、時空神エンマ、暗黒神エンマ、蛇王カイラ★★ りーあ様からのリクエスト ページ23
というか、時空神と暗黒神の二人のせいで腰が抜けた。
私を押さえている暗黒神にもたれながらやっと立っているという状態だ。
「よし。これからだな。時間を止めてでも……!?」
目の前の時空神が飛んでいった。ついでに後ろにいた暗黒神も飛ばされ解放された私は頼るところがなくそのまま座り込んだ。
「エンマばかりではつまらないだろう」
二人を飛ばした張本人が登場した。カイラだ。
彼は座り込んでいる私を持ち上げ、お姫様抱っこするとそそくさとその場から去る。
「私もAがほしいからな」
「へっ//」
今のは不覚すぎた。こんな直で言ってくるなんて………。
「いいか?A」
「ん、いいよ。全く、仕方ないなぁ」
こんなイケメンが子犬のような目で消え入りそうな声で言うんだもん。断れるわけないよ。それに他と比べてちゃんと確認してくれるという紳士さ。強引じゃない。
いつの間にか大王の宮殿にいて、彼の部屋だろうか。ベッドに寝かされ、私を跨ぐカイラ。彼の首に腕を回せば、それはもう合図だ。
彼が最初にキスをしてくるのは今までのことで分かっている。だから、私は目を閉じる。
ふに…という感覚がした。それからはもう流れだ。少し口を開いてカイラの舌を招き入れて積極的に絡めたりした。
彼が離れたら銀糸が私達を繋ぎ途中でプツンと切れた。
そっと目を開けるとカイラはもちろんいたがその後ろには太陽神がいた。
「太陽神……?」
「俺だけ除け者にされたからな」
「私とAの時間を邪魔するな」
「俺はまだなにもできてないんだ。譲れ」
強引にカイラを退け、太陽神が跨がってきた。
「強引な人は嫌いだよ」
「強引なのも嫌いじゃないくせにな」
「そんなことなっ!!//」
「……あるだろ?」
耳元で囁かれる。吐息混じりの低い声はいろいろとやばい。
悶々としているとムッとした顔でカイラが私を見ていた。
「カイラ?」
「そのような顔を見せるから皆にこのようなことになるのだぞ」
「そのような顔って言われても……自分がどんな顔してるのか分からないよ」
「とりあえずAは俺達に翻弄されるっていう話だな!」
まとめられてしまったぞ。
そして、これからもこの苦労が続くなんてこのときの私は知る由もなかった。
Fin
リクエストありがとうございました!
……難しかったです(>_<)
先生:: 島之内巌流★★ 床に寝転ぶ猫様からのリクエスト→←花園:: 覚醒エンマ、太陽神エンマ、時空神エンマ、暗黒神エンマ、蛇王カイラ★★ りーあ様からのリクエスト
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アロア(プロフ) - アンデルさん» 大丈夫です!!(´;ω;`)本当にまだやめないので!!!確かに今まで書いていた人がやめると寂しいし悲しいですよね……(>_<) (2019年10月15日 18時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 床に寝転ぶ猫さん» わぁー!こちらこそリクエストありがとうございました!はい!無事完結しました(*´∇`*)今まで読んでくださりありがとうございました♪ (2019年10月15日 18時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - アロアさん» アロアさんまで辞めてしまったら私...(T^T) (2019年10月15日 17時) (レス) id: 435fa9fdac (このIDを非表示/違反報告)
床に寝転ぶ猫 - わーリクエストしてよかった…(拝み)お久しぶりです!ID変わってますが床に寝転ぶ猫です!完結おめでとうございます!素敵なお話ありがとうございました!! (2019年10月15日 16時) (レス) id: 258d03d2ed (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» 大丈夫ですよ〜(T_T)まだちゃんと占ツクで趣味まっしぐらの小説書いているので(^_^;) (2019年10月14日 21時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アロア | 作成日時:2019年8月8日 0時