森に住む半妖:: 義経★ アイサキ様からのリクエスト ページ5
「そうか……辛かったな」
義経はまたさらに力を込めて彼女を抱きしめた。
そのとき、少女は孤独から解放されたかのように感じた。
否、解放されたのだ。
孤独を理解してくれるものが現れた。
それだけでも彼女の心には十分すぎるものであった。
いつの間にか苦しみもひいていた。
「………名前は？」
「義経。そなたは？」
「僕はA」
「A……か。いい名だ」
「ありがとう、義経」
Aは孤独から解放された。それによって、新たな一歩を踏み出すために立ち上がる。
しかし、突然のことで足を痛めてしまった。
義経はいったん離れていたため、Aがそのまま倒れないように抱き上げた。
そして、持ち上げる。
「っ！？………軽すぎる。ちゃんと食べているのか？」
「………それなりには」
孤独というものがあり、喉には食物があまり通らなかったのかもしれない。
「A」
「なに？」
「…………なにがあっても守ると誓おう」
「どうして突然？」
「惚れた……とでも言っておこうか」
「なっ！！///」
「そなたは森の番人でプリンセスとも聞く。そうなのか？」
「………まぁ、一応」
「…………今まで本当によく頑張った。これから側にいると誓おう」
「…………っ！」
Aの目からは涙がこぼれた。
「っ！？嫌……なのか？」
「違っ！違うよ……そんなこと言われたことがないから嬉しいの」
「気が済むまで存分に泣けばいい」
「僕の孤独を義経はうめてくれる？」
「そのつもりだ」
「義経………ありがとう。好きだよ」
唐突の告白に、義経は驚き目を見開いた。
「それ………は？」
「そのままの意味だよ」
「Aは森からでても大丈夫なのか？」
「一応……たぶん」
義経はAを抱上げたまま、妖魔界へと連れていった。
そうして、自分の部屋行き、Aを畳の上に座らせた。
義経は畳んであった布団を敷いている。
「あの………義経？」
「どうした？」
「どうしたもこうしたもないけど………」
義経はAの側まで寄ると、そっと額にキスを落とした。
「へっ！！？///」
「A………可愛いぞ」
「え…！？///」
「いきなりすぎるかもしれないな」
義経はAを持ち上げると布団に寝かす。
「まだ……時間はある。この意味がわかるか？」
義経は妖しく微笑んだ。
Fin
激甘にできなかったです……ごめんなさい。
リクエストありがとうございました♪
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アロア(プロフ) - 愛さん» (;-ω-)ノいや、可愛くないですよw とりあえず今から続編を作ってきます(*｀･ω･)ゞ (2018年9月11日 22時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - アロアさん» (´；ω；｀)ｳｳｯ…優しい嬉しい なんだろう…アロアさんがまっせ！やると可愛い(*´ω｀*) (2018年9月11日 22時) (レス) id: 9ee8e84aab (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - ♪美桜♪さん» ありがとうございます！！何回も読んでくださるなんて嬉しいです♪続編、楽しみにお待ちしていてください(*^^*) (2018年9月11日 18時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
♪美桜♪ - 続編おめでとうございます！いつもすごく面白くて、何回も読んでしまいます！続編も楽しみにしています♪ (2018年9月11日 18時) (レス) id: 951996096a (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 椿さん» こちらこそリクエストしてくださりありがとうございます！！いやぁ、私はキュンキュンさせる天才じゃないですよ(^_^;)でも、キュンキュンさせることができてるならよかったです！続編でも更新頑張ります！リクエストはいつでもお待ちしております〜♪ (2018年9月11日 6時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年8月12日 21時
