森に住む半妖:: 義経★ アイサキ様からのリクエスト ページ4
森には番人がいる。その番人は森のプリンセスとも呼ばれている。
………孤独の理解者になれるのか。
☆★☆
ある日のこと、義経はとある森に訪れていた。
「この森が………」
この森に訪れたものは記憶が消されるという噂が流れていた。消されたものの数は約九百九十九という膨大な人数。
それに、ここには事件を起こす半妖がいると囁かれている。
その調査などをするために義経は訪れていたのであった。
「誰だ………」
森に入った途端に聞こえた少女の声。
義経は辺りを見渡す。
すると、奥に人影を見つけた。
義経は奥に進んでいくと、白色に薄いピンクが混じった髪をポニーテールにし、腰のところに水色のリボンがある白いワンピースを身につけ、足首まである黒いスパッツをはいている裸足の少女がいた。
なにより特徴的なのは手と足に包帯が巻き付けられていることだった。
「……そなたは………？」
「僕の森を荒らすつもりだな！」
「ちが………」
「問答無用！狐火！！」
少女から出された狐火を容易く避ける義経。
「そなたは妖怪か！？」
「正しくは半妖だよ」
義経は話し合いは無理だと思い、攻撃を仕掛ける。
自らを半妖だという少女はその攻撃を避け、狐火を繰り出す。
………が、それはすぐに消えてしまった。
彼女の黒い瞳が揺れる。
「あなたの記憶も簡単に消せない。あなたは何者なの！？」
「それはこちらが聞きたい」
自分の狐火が消えたことからか、半妖は焦っている。
すると、どこからか歌声が聞こえ始めた。
「！ううぅ！！」
「！？どうした！！？」
半妖は胸をおさえて苦しみ始めた。彼女は膝から崩れ落ちる。
この歌声を聴く限り、この少女の声とそっくりである。
「いったいこれはどういうことだ？」
「くぅ………っ！」
尚も苦しみ続ける少女。
義経はその少女を抱きしめた。
「な、に……するの……」
「こうしていれば少しは楽になるだろう。…………無理がない範囲でいい。質問に答えてほしい。この歌声はなんだ？そして、なぜ記憶を消す？」
義経には記憶を消すのが目の前にいる少女だということが分かった。少女の言動から読み取ったようだ。
「つっ………これは……私の過去の声……」
「過去？」
少女は激しく首を縦に振る。
「私……うまれてすぐ捨てられた……っはぁ………くっ……孤独な時間……邪魔されたく……ない」
義経は大体を聞いて理解したようだ。
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アロア(プロフ) - 愛さん» (;-ω-)ノいや、可愛くないですよw とりあえず今から続編を作ってきます(*｀･ω･)ゞ (2018年9月11日 22時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
愛 - アロアさん» (´；ω；｀)ｳｳｯ…優しい嬉しい なんだろう…アロアさんがまっせ！やると可愛い(*´ω｀*) (2018年9月11日 22時) (レス) id: 9ee8e84aab (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - ♪美桜♪さん» ありがとうございます！！何回も読んでくださるなんて嬉しいです♪続編、楽しみにお待ちしていてください(*^^*) (2018年9月11日 18時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
♪美桜♪ - 続編おめでとうございます！いつもすごく面白くて、何回も読んでしまいます！続編も楽しみにしています♪ (2018年9月11日 18時) (レス) id: 951996096a (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 椿さん» こちらこそリクエストしてくださりありがとうございます！！いやぁ、私はキュンキュンさせる天才じゃないですよ(^_^;)でも、キュンキュンさせることができてるならよかったです！続編でも更新頑張ります！リクエストはいつでもお待ちしております〜♪ (2018年9月11日 6時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年8月12日 21時
