お誕生日会:: 月浪トウマ ページ28
「あははは………どうする？」
「僕はAと一緒にいられればいいよ」
あぁ、なんて優しくてカッコいいことを言うのか。
「トウマ……HAPPYBIRTHDAY。うまれてきてくれてありがとう。私と会ってくれてありがとう。幸せだよ」
「僕もAと出会えてよかった」
「あのね、ケーキ食べる？」
「ケーキ？それはみんなで食べるんじゃ？」
「それはホールケーキ。実はねもう一つ作ってたんだ」
私はトウマのためだけに作ったケーキを渡した。一人で食べきれるサイズのハート型のケーキ。
「これ………僕だけのために？」
「うん！トウマのケーキだよ」
「早速食べてもいい？」
「いいよ」
私はトウマにフォークを渡した。フォークを受け取ったトウマは一口そのケーキを口に含む。
「美味しい………すごく美味しい！」
「ホント！？よかった〜」
「A、ありがとう。大好きだよ。これからも一緒にいようね」
「もちろん！離れるつもりなんてさらさらないから」
こうして、トウマのお誕生会は楽しく幕を閉じたが、A達が二人の世界にいっているときナツメとアキノリは終始、その二人を見て笑っていたそうな。
「はー、キスとかしないのなー」
「まぁ、二人ともこんなところでしないと思うよ。人がいるし。私だってしないと思うし」
ちゃんと、みんなで料理を食べきり、もちろんAが作ったホールケーキも好評だった。
Fin
リクエストありがとうございました(*^▽^*)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 30人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「短編集」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
くるにゃん - すみません!ありがとうございます!! (2018年8月13日 10時) (
レス) id: e3284b78bd (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - くるにゃんさん» 了解です！これの続々編で書かせていただきますね♪ (2018年8月12日 19時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
くるにゃん - リクエストいいですか? ハルヤの激甘お願い致します! (2018年8月12日 18時) (レス) id: e3284b78bd (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アミュレットさん» アミュレットさんのリクエスト続編の方で消化しました！ぜひ読んでくださいませm(__)m (2018年7月13日 11時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
寝高麗☆とらじろー - アロアさん» ですよね!!トウマって、クールだと思いますよね!! では、続編でも頑張って下さい!! 楽しみにしてます!!(*´∇｀*) (2018年7月10日 18時) (携帯から) (レス) id: e5ef8f5494 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アロア | 作成日時：2018年6月13日 17時
