学園生活を充実させるには:: ニャンパチ先生 ほのぼの ページ3
「はーい、猫という字はー！！」
私の先生はニャンパチ先生。人生について語ることがほとんどだ。それに、癖のある話し方。
「ニャンパチせんせー！」
「なんですかニャン。Aさん」
「学校を充実させるにはどうすればいいですかー？」
「いいことを聞いてくれましたニャン。それはですねー」
ニャンパチ先生がチョークを取り出し、なにか黒板に書こうとしたとき、グレルりん君がニャンパチ先生に輪ゴム鉄砲を放った。
見事ニャンパチ先生の頭にクリーンヒット。
「こんのｯ………バカちんがぁぁぁ！！！！」
ニャンパチ先生が竹刀を無惨な姿にした。
「あらら」
ニャンパチ先生ってすぐ怒るよな………更年期障害？
いや、それはさすがにないかな。
「ニャーンパーチせんせー！」
「Aさん、なんですかニャン？」
「さっき質問したこと、教えてください」
「そ、そうでしたニャン」
カカッとチョークでなにか書いていく。
「えー、学園生活を充実させるためにはー！まず！第一に友達を作るんですニャン！このありがたーい言葉をしっかりと胸に刻んどくんでおくですニャン！そうすることで、必ずいい毎日が送れますニャン！」
………ニャンパチ先生………それは分かってますよ。
「ニャンパチ先生……」
苦笑いで先生を見つめると首を傾げ「間違ってましたかニャン？」
と、言ってきた。
「………いえ。間違ってなくて正論ですが」
やっぱり、ニャンパチ先生は素晴らしい先生だな。面白いし。
「いずれ教育相談でもしますかね」
「えー、せんせー！嫌だぜ！」
「コラコラ、グレルりん君。そんなこと言わない。日頃のみんなの頑張りをそこで言うのですニャンから」
「まぁ、母ちゃんとの三者面談じゃないからいいけどよォ」
「教育相談……！早くやりたいです！！」
「Aさん！あなたはいい子ですニャン！」
だって面白いニャンパチ先生と喋れるし。本当にためになることが聞けるからね。
「ニャンパチ先生！私は先生を尊敬しています！！！」
「Aさんｯ………！」
ニャンパチ先生は感動したようでウルウルした瞳を私に向けてきた。
「ニャンパチ先生？」
「先生は感動しました………みなさん、Aさんを見習ってください。なんて素晴らしい生徒なのでしょう」
嬉しそうに、私のことを語られる。
恥ずかしいが悪い気はしなかった。
Fin
魔女と騎士と俺:: ニャン魔女、ニャン騎士 ギャグ→←ジバ後輩:: ジバニャン 学パロ
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くるにゃん - すみません!ありがとうございます!! (2018年8月13日 10時) (
レス) id: e3284b78bd (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - くるにゃんさん» 了解です！これの続々編で書かせていただきますね♪ (2018年8月12日 19時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
くるにゃん - リクエストいいですか? ハルヤの激甘お願い致します! (2018年8月12日 18時) (レス) id: e3284b78bd (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アミュレットさん» アミュレットさんのリクエスト続編の方で消化しました！ぜひ読んでくださいませm(__)m (2018年7月13日 11時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
寝高麗☆とらじろー - アロアさん» ですよね!!トウマって、クールだと思いますよね!! では、続編でも頑張って下さい!! 楽しみにしてます!!(*´∇｀*) (2018年7月10日 18時) (携帯から) (レス) id: e5ef8f5494 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年6月13日 17時
