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そんな君が:: 月浪 トウマ、義経 ページ12

「トウマ〜!」


「A、どうかした?」


「えへへ、会いたかったから会いに来ちゃった」


トウマの部屋に来たのは胡桃色のロングヘアーに花弁つきの花のヘヤピンが特徴のAという妖怪。黒い瞳に桜柄の着物ですぐに彼女だと特定できる。それに妖術、回復にも長けている。まぁ、一番は美少女妖怪であることで有名ということもあるが。


「トウマは今日もカッコいいね!!」


ふにゃっと可愛い笑顔になったAにトウマも笑顔になる。


「そんなことないよ」


「えー!そうだよ!トウマはカッコいいの!人間界の学校?だよね?学校では女子達に人気でしょ?それに頭もいいし声もいいし」


声は関係あるのかと疑問をもつもAの話に耳を傾ける。


「いいねー、トウマはカッコいいし………もう!同じ学校に通ってる女の子が羨ましいなぁ」


プンプンと可愛らしい怒りかたをする彼女にキュンキュンしながらもしっかりとAの話をまだ聞いているトウマは偉い。しかし、可愛いAのためならばそれぐらい当たり前だと思っているかもしれない。


「僕はカッコいいか分からないけどAはすごく……その可愛いと思うよ//」


照れながら言うトウマにAもまた同じように照れる。


「そ、そんなストレートに言われたことないから恥ずかしいな//」


「でも本当のことだよ」


トウマはそっと目の前にいる愛らしい自分の大好きな妖怪の頭に手をのせそっと頭を撫でる。


「ふふっ……トウマに撫でられるの好きだな」


「そう……一緒にピザでも食べる?」


「うん!」


Aの返事でキビキビとピザを用意し始める。


「アタシも手伝うよ」


「いや、Aは座っていてくれ」


「オーケー」


ピザを用意しているトウマの後ろ姿をじっと見つめ、Aは後ろからそーっと近づくと彼の妖怪ウォッチ、オーガで義経にセットした。


「えっ!?A!?」


トウマの姿は義経になっていく。


「義経!お久しぶりーだね」


「A!今、トウマと話していたのではないのか?」


「うん。だけどトウマの後ろ姿を見ていたら義経にも会いたくなってきちゃって……」


「……フッ……いろんな男にそういうことを言ってはいけないのだぞ……ん?ピザができたみたいだ」


「食べさせてー」


「全く。困った子だ」


「あーん」


「はい」


パクりとピザを食べると幸せそうにしているA。

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アンデル - センキューです! (2018年8月9日 21時) (レス) id: ec2418ce23 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» 編集のボタンを押して、設定マークの左のマークを押すと作品がズラララッとでるので、そこでリンクさせたい作品を選べばリンク完了です(*´ω`*) (2018年6月15日 23時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - そうそう (2018年6月15日 23時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» あ!前のやつとリンクさせるやり方ってことですか? (2018年6月14日 16時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» ごめんなさい……私の理解力がなくて理解できませんでしたm(__)m……とにもかくにも一応七つ目はあるので……。 (2018年6月13日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アロア | 作成日時:2018年5月12日 22時

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