ダレノモノ？:: ３神エンマ(太陽神エンマ、時空神エンマ、暗黒神エンマ)△ ページ40
太陽神、時空神のことがあってから逃げているがもうどこにも逃げ場がなくなってきた。それにあの二人も私のことを今もなお、さがしているだろう。
「……はぁー……どうしてこうなったんだろう」
そうだ。
あの三人に出会わなければ私はこんなにもこわい目にあわなくてもすんだのだ。
あれ、三人？
………ハッ！！あと一人……暗黒神を見ていない。
「やっと見つけたぞ？A」
暗黒神のことを考えていたらちょうど彼がやって来た。
やはり、太陽神と時空神のことがあるから彼にも強い警戒をみせる。
「そんなに怯えなくてもいい。俺はなにもしない。あの二人のようにな」
「へ？」
「俺はお前の味方だ。こわがらなくていい」
「暗黒神はなにもしない？」
「ああ」
ニコッと笑う彼。しかし、やっぱり裏がありそうでこわい。
でも、今この現状、こうやって信用できるのは暗黒神だけだ。
「よかった………よかったよ……暗黒神に会えて」
ホッとしたのか、足から力が抜けてしまいぺたんと女の子座りというものになった。
「そんなに俺に会いたかったのか？」
「そういうわけではないけど………でも今は一番安心する」
「一番か……一番」
一番というのを自分で復唱すると、彼が優越感に浸っているみたいにみえる。
「暗黒神……こんなことを頼むのもなんかあれだけど、ギューってしてくれない？ちょっと安心したいの」
「いいぞ」
近づいてくる暗黒神にどこか恐怖を覚えた。しかし勘違いだと思い彼に抱きついた。
「太陽神や時空神がそうしたなら俺もいいよな？」
「え？」
暗黒神はなにか私にドロッとしたものを飲ませた。
「ゴホッ……ゴホッ……なにこれ……」
謎のものを飲まされたあと、すぐに変化が現れた。
「足が………動かない……」
足が動かなくなっている。力すら入らない。
「太陽神や時空神から逃げてきたのだろう？そうなると俺からも逃げるからな。そうなる前にと思ったんだ。まぁ、声を出させなくなるものでもよかったがそれでは面白くないしな。泣き叫ぶのがいいんだ」
暗黒神もダメだ。
匍匐前進で逃げ出そうとしたが私の目の前に誰かが立った。
「悪趣味だな暗黒神」
「俺は嫌いじゃない」
上から太陽神、時空神。
私は……
「逃げられないぞ。Aは俺のだ」
「いや、俺らのだろ？」
「クックッ……俺らで可愛がってやる」
誰のものでもないのに。
Fin
リクエストありがとうございました♪
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縁儺 - ダレノモノ？でちょっとヤンデレイラストを思い付いた…(コロナ中の癖に) (2022年9月6日 8時) (
レス) @page40 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - ありがとうございます！ (2018年5月19日 16時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» 分かりました！続編の方で書かせていただきますね！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - リクエストでミッチーのヤンデレお願いします！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 了解です！！ (2018年5月11日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年4月6日 14時
