言葉は伝わる:: メラメライオン ページ36
メラメライオンの話す言葉は「メラメーラ！」とメラメラ言っているだけのように聞こえる。でもね。私には言ってることがちゃんと分かるよ。もちろん私以外にも分かる人がいると思うけど。だけど、私は誰にも頼らず君の言葉が分かることがすごく嬉しい……幸せなの。
☆★☆
「あ！メラちゃん！！」
私はメラメライオンのことをふぶき姫と同じようにメラちゃんと呼んでいる。
「メラ！(A！)」
「そこの公園で一緒にアイスでも食べない？」
「メラメラ！(食べる食べる！！)」
「じゃあー、行こう！」
私はメラちゃんの手を引っ張りながら公園に向かった。
「あそこのベンチに座って食べよ！」
そのままベンチに座りコンビニで買ったアイスを出す。そしてメラちゃんにも一つ渡す。
「メラちゃんこれ好きでしょ？アイスの中にクリームが入ってるやつ！」
「メラ！(うん！)」
よかった。喜んでくれて。メラちゃんは上機嫌だ。それを見て私も上機嫌。
しばらく私達は世間話をしながらアイスを食べた。
「あ〜、美味しかった！」
あまりにも食べたアイスが美味しかったから早く食べ終わってしまった。
「メラちゃん、美味しかったね！あ、ごめん！まだ食べてたね」
「メラメーラ(気にしないで、大丈夫)」
メラちゃん………優しい。あ……クリームがついてる。
「メラちゃん、クリームがついてる」
そう言いメラちゃんについているクリームを指でとりそのまま口にいれた。
「メラｯ……//(えｯ……//)」
「どうしたの？……このクリーム美味しいね！」
「め、メラ(う、うん)」
メラちゃんのお気に入りのアイス。美味しいな。それにメラちゃんについてたものだからさなに美味しい………って変態みたいなこと言ってるけど。
「……め……メラ！！(……あ……あげる！！)」
メラちゃんは自分が食べていたアイスを私に渡してきた。
「いいの？」
これってメラちゃんがさっきまで食べていたやつだよね？もしこれを食べたら……間接キスってこと！？
メラちゃんは気にしてないのかな……じゃあ、食べてもいいんだよね？
「ありがとう！」
私はアイスをそのままパクっと食べた。するとメラちゃんの顔が赤くなっていく。
「メラ！！///(それは///)」
メラちゃんの顔は赤みを増していく。
「メラ//(間接キスになった//)」
「え？」
気づいてたの！？
しばらく私達はお互いに顔を赤くしていた。
Fin
リクエストありがとうございました！
手を繋ごう:: エンマ大王 ほのぼの→←どんな姿でも大好き:: 覚醒エンマ
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縁儺 - ダレノモノ？でちょっとヤンデレイラストを思い付いた…(コロナ中の癖に) (2022年9月6日 8時) (
レス) @page40 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - ありがとうございます！ (2018年5月19日 16時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» 分かりました！続編の方で書かせていただきますね！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - リクエストでミッチーのヤンデレお願いします！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 了解です！！ (2018年5月11日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年4月6日 14時
