孤独じゃないよ:: 暗黒神エンマ ページ27
孤独………。
それはとても辛い。
あなたは孤独だったかもしれない。
でも、今は違うよ。
だって私がいるもの。
☆★☆
「暗黒神さん」
「………A」
あなたは孤独な王だった。孤独であった。
最初は可哀想な肩だと思った。でも、だんだん彼に惹かれいつの間にか私は彼を好きになっていた。
「暗黒神さん。大好き」
「俺もだ」
今ではこうやってお互いの気持ちを言いあえるくらい。むしろ鬱陶しいと思えるくらい言っている。
私達は今なにをしているかというとソファーに座ってゆっくりしている。暗黒神さんが私の肩に手をまわして………。
だから、すごく心臓が煩い。ドキドキというよりもドキンドキンと言っているような気がする。
「ふぁ〜………私、もう眠たいです……」
「……もうそんな時間か。寝るか？」
「はい」
「俺がつれていってやる」
そう言うと暗黒神さんは私をお姫様抱っこした。そういうことをされたのは初めてだからとても緊張した。
私をベッドまでつれていってくれると、そっと優しくおろしてくれた。そして、掛け布団までかけてくれた。
「ありがとう。暗黒神さん」
「当然のことをしたまでだ」
「優しいですね」
私が笑えば彼も微笑みを浮かべてくれた。
「じゃあ、俺も寝るか」
そう言って同じベッドに入ってきた。そこで私の思考回路は停止する。
気づいたときには私は暗黒神さんに抱きしめられていた。
「あ、暗黒神さん！？」
「Aはあったかいんだな。安心する」
今、彼がとても小さな子どもに見える。
孤独だった彼はもしかして寂しかったのかもしれない。
「……安心するおまじない……かけてあげます」
私は暗黒神さんのおでこにキスを落とした。
彼はとても驚いた様子で目を大きく見開いている。
「ありがとう。では、俺の番だな」
「俺の番？」
聞き返すと私もおでこにキスを落とされた。次は首に。そこで少し痛みが走った。
「俺のという印だ」
ニヤリと笑い今度は私の唇を親指でなぞるとそこに噛みつくような勢いでキスされた。
それは角度を変えながら深くなっていく。
「ふぁ…む……ぅん//」
それに慣れていない私は当然苦しくなってくる。それが分かったのかすぐにはなれてくれた。今のキスはまるで私の存在を確かめるようなものだったということだ。
彼は私を見ると優しい笑顔になった。
Fin
リクエストありがとうございました♪激甘になりませんでした( ；∀；)
誰にする？:: ３神エンマ(太陽神エンマ、時空神エンマ、暗黒神エンマ)→←ニャンコ系女子の飼い方:: エンマ大王
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縁儺 - ダレノモノ？でちょっとヤンデレイラストを思い付いた…(コロナ中の癖に) (2022年9月6日 8時) (
レス) @page40 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - ありがとうございます！ (2018年5月19日 16時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» 分かりました！続編の方で書かせていただきますね！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - リクエストでミッチーのヤンデレお願いします！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 了解です！！ (2018年5月11日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年4月6日 14時
