ニャンコ系女子の飼い方:: エンマ大王 ページ26
猫のように気まぐれ。
甘えたいときに甘え、一人になりたいときはこない。
俺だってかまってほしいときはある。
もっと甘えてもらいたいとか思うこともある。
そんな彼女の攻略法………気ままな猫の飼い方を考えた。
☆★☆
俺には猫がいる。否、猫のような妖怪の彼女がいる。
見た目が猫というわけではなく中身が猫なのだ。
「なぁ、A〜」
「なに？今、忙しいからかまってあげられないよ？ごめんね。ちょっと今、ここのページまで読みたいの」
ほらな。俺がかまってほしいときは放置なんだよ。だがな、ここで引き下がる俺ではない。ちゃんと策を考えたんだ。
「A、知ってるか？猫を従順な犬のようにする方法を」
「……知らない」
「知らない」と答えたAに、俺は丁寧に教えているが本を読んでいるAは興味なさそうに俺の話を適当に流していく。
残念だったな。ここでちゃんと聞いておけばよかったものを……。
「A」
手始めに俺はAの耳元で名前を呼んでやる。すぐに反応を示したが無視して読書に没頭しているA。
まぁ、これはこんなもんだろ。
Aの耳にフーッと息を吹きかけたり甘噛みをしてみたりする。
「ふぁっ//」
もうこれでAは俺の策にはまった。抜け出せないだろう。現にAは読書に集中できずに俺の責めに耐えている。
「なに……するの！？///」
「俺には作戦があるんだよ」
「なんの！？//」
「さぁな。俺が教えているときにしっかりと聞いていなかったAが悪い」
………さて、次は。
Aにキスをする。しっかりと後頭部をおさえて逃げられないように……。
「んっ！？//」
茹で蛸のように顔が赤い。冷やしてやらねーと爆発するんじゃねぇか？
俺はAの反応も楽しみたいため角度を変えて最初は啄むようにそしてだんだん深くする。
「ふ……んｯ……ぅむ//」
苦しいのかだんだん涙目になっていく。
可哀想だからはなれてやる。
俺達を繋ぐソレは途中でプツンときれた。
「はぁ……///」
「これを繰り返したらいい加減かまってくれるよな？」
「それって自己満足だよ//」
「分かった。またやってほしいんだな？」
「滅相もございません！！」
「ククッ……じゃあ、適度に俺をかまってくれよ？そうしたら、俺もかまってやる」
そのうち猫も学習して従順になるだろう。
楽しみだな…A。
Fin
リクエストありがとうございました(*´∇｀*)
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縁儺 - ダレノモノ？でちょっとヤンデレイラストを思い付いた…(コロナ中の癖に) (2022年9月6日 8時) (
レス) @page40 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - ありがとうございます！ (2018年5月19日 16時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» 分かりました！続編の方で書かせていただきますね！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - リクエストでミッチーのヤンデレお願いします！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 了解です！！ (2018年5月11日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年4月6日 14時
