花より君:: エンマ大王☆ ページ3
「よし！ねんのため持ってきた酒をのむか」
「えええ！？せっかくだから桜を見てからにしようよ！」
「桜見ながら酒をのむだろ」
「ってかエンマは子どもだよ！？」
「いやいやいや、一応飲めるし！？」
「まだ、ダメ」
「……う……分かった」
「ありがと！あ！！見てみて！この桜………他の桜より色が濃いよ」
「本当だな」
「おんなじ木に咲いてる花なのにね！ふぅ、やっぱり桜は綺麗で大好きだぁ〜」
俺はうっとりと桜を眺めるAをじっと見る。
俺は桜なんかよりもAの方がよっぽど綺麗だと思う。コロコロ変わる表情や人を思いやるという優しい心を持ったA。
綺麗で純粋な心を持っている。
そのAの方がよっぽど美しい。
「A」
「ん？」
俺の方に振り向いたAにそのままキスをした。
「ん！？」
後頭部をしっかり押さえてはなれられないように。そして、だんだん深くしていく。
「んん……//」
ときどき漏れる声に鼓動が早まる。
「うむぅ……ふ……ぁ…///」
そろそろ苦しいだろうと思い、はなれると俺達を銀色の糸がつないだ。
肩で息をするA。
本当に可愛い。大好きだ。
桜なんかよりもAがいい。
桜を見て喜ぶA、その姿を見るだけで俺は嬉しい。
「あー、やっぱり桜よりAがいいな」
「え！？……なに、その桜より団子がいいみたいな言い方」
ふふふっと笑いながら俺と手をつなぐA。
クソッ……可愛すぎだろ！！！
「私は食べ物じゃないんだから」
「ある意味食べ物だけどな」
「え、エンマ君！！///」
また、だんだんと顔を赤くしていく。せっかく赤いのがなおってたのに。
「あー、あれだね！エンマ君は花より団子っていう、ことわざが当てはまるんだね」
「いや。俺の場合は団子じゃねぇだろ。んー、そうだなぁ。花よりA？」
「………ふふ……///嬉しい」
「ん、じゃあ、酒のむか」
「私がいれてあげる」
「俺がAのをいれるな」
桜もいいがやっぱり、俺はAがいい。
綺麗な桜はAと見ると余計に綺麗に見えるんだ。
「来年もまた来ようね」
「ああ」
俺達は酒をのみながらゆっくりと花見を楽しんだ。
Fin
月イベ、エンマ大王お相手でした。四月の月イベはまだあと二キャラ分あるので〜♪
五月は多かったキャラだけですよ！
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縁儺 - ダレノモノ？でちょっとヤンデレイラストを思い付いた…(コロナ中の癖に) (2022年9月6日 8時) (
レス) @page40 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - ありがとうございます！ (2018年5月19日 16時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» 分かりました！続編の方で書かせていただきますね！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - リクエストでミッチーのヤンデレお願いします！ (2018年5月18日 20時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 了解です！！ (2018年5月11日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年4月6日 14時
