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花より君:: エンマ大王☆ ページ2

桜も綺麗だ。けど、お前の方がもっと綺麗だ。
☆★☆


今日は大好きなエンマ君とお花見!!ずっと楽しみにしていた。ようやく桜の咲く季節になったのだ。

去年は私が風で寝込んでしまって行けなかったからこの日が待ち遠しかった。


「ふんふふんふ〜ん」


私は鼻歌を歌いながら桜の下で食べるお弁当を用意する。全て、エンマ君が美味しいと言ってくれたもの。


「ずいぶんと機嫌がいいな?」


「だって、楽しみだったんだも〜ん」


「そうか。俺も楽しみだったぞ!」


「…照れるなぁ//」


「しっかり照れておけ」

ニカッと私の大好きなエンマ君の笑顔。その顔で私は今、キュン死にしそうです。


「よし!でーきた!じゃあ、行こう?」


「そうだな!」


☆★☆


「うっわぁ!!満開〜」


「今がピークなのか?」


「そうかもね」


私達は桜の木が一番大きなところでレジャーシートをしいた。


「大きめのにしといてよかった」


「小さくてもよかったんじゃないか?その方がもっとくっつけるぞ……?」


「な!?は、恥ずかしいでしょ!?//」


「照れんなよ……もう、お前のことはじーっくり見てんだからよ……隅々までなァ?」


「だぁぁぁ!!!//」


こここんな外でなにを言ってるのよ!!

でも、こんなエンマ君でも好きなんだ……。やっぱり惚れたら負けだ……。

今、ニヤリとした顔でも胸がドキドキしてるもん。おかしくなっちゃった。


「そ、そんなハレンチなことを言う人にはお弁当をあげないんだから!一人で食べるんだから!」


私はお弁当の蓋を開け、たまごやきを口に運ぶ。


「………太るぞ」


「んむぅ!!!」


エンマ君の女の子に言ってはいけないワードを聞き、喉につまりそうになった。

っていうか、失礼だよ!


「エンマ君!!」


「ん?」


「喉につまりそうになったじゃん!」


「いやぁ、そんな大量におかずが入ったお弁当を食べたら太るっていうのは正論だろ?」


「あう……仕方ないな……ほら、あげる!!」


「素直じゃねぇな……ま、ありがとうな!」


「っ……///」


「んじゃあ、たまごやきから〜」


パクっと一口、すると私の方を見てきた。


「だ、ダメだった?」


「………いや、すっげぇ美味い」


「ほんと!?よかったぁ〜」


エンマ君のために頑張ったからねなんて言わない。

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縁儺 - ダレノモノ?でちょっとヤンデレイラストを思い付いた…(コロナ中の癖に) (2022年9月6日 8時) (レス) @page40 id: a1a94a6f52 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - ありがとうございます! (2018年5月19日 16時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - アンデルさん» 分かりました!続編の方で書かせていただきますね! (2018年5月18日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
アンデル - リクエストでミッチーのヤンデレお願いします! (2018年5月18日 20時) (レス) id: 72c08365b0 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 了解です!! (2018年5月11日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アロア | 作成日時:2018年4月6日 14時

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