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危ないメイド:: エンマ大王 ページ42

私は妖魔界を統べる王様直属のメイドをやらせてもらっている。


代々私の家系はエンマ大王様に支えてきた。
もちろん、私もその一人だ。


「大王様〜おはようございます!!」


「………ん?Aか……おはよ」



……ぐはぁ…やばいやばいやばい!カッコよすぎですよ!さすがは大王様!愛してますぅ!!!その眠たそうにしている顔をカメラで撮りたいです!


はぁ〜ん、大好きです……。


…………おっと!!


いけませんね、私としたことがつい………。


「A、大丈夫か?」


「は、はい。大丈夫です。……大王様、朝食のご用意が出来たので……」


「おう!ありがとな!」


だだだだっ大王様に感謝を!?光栄すぎます!
こ、これは大王様が寝ている間に大王様の寝室に忍び込んでも良いということでしょうか!?


「……あ、お、おい……本当に大丈夫か?」


「はっ……!……だ、大丈夫ですよ。さぁ、行きましょ?」


「待て、A。こっちに来い」


「はい、なんでしょうか?」


ベッドからおりてこない大王様に疑問に思いながら大王様のところへ行く。


「大王様?」


突然、グイッと腕を引っ張られた。


「大王様!?」


私は大王様の大胆な行動に驚きを隠せない。


「大王様……どうしたのですか?」


「A、お前は変態だろ」


「…え?」


「いつも俺の目の前で変なこと考えてるだろ。違うか?」


……う、図星です。図星ですがここは平然としていなければ。


「なんのことでしょうか?」


「とぼけなくてもいいぞ。いつも俺に興奮してるくせに」


うへぇ……耳元で……耳元で大王様の素晴らしいボイスがぁ。じゃなくて!


「す、すごく自意識過剰ですね。勘違いでは?」


「鼻血出しながら言われると腹立つな」


「鼻血!?嘘……!?それだけは注意し…て……た……の……に」


……詰んだ。墓穴を掘った。鼻血なんて出てないじゃないですか。


ていうか大王様がものすごくニヤニヤしてる。その顔も大好きですけどね!


「……やっぱりな。まぁ、別に俺はいいけどな。でも、嘘をつこうとしたのはよくねぇな。これは……お仕置きだな?」


「ふぁっ///」


やば……耳元でしかも吐息混じりでそんなこと言わないでください。興奮しちゃいます。
もう、お仕置きとかご褒美です。



「大王様…お仕置きしてください」


「真顔で言うな変態」


「あう」


「仕方ねぇな」

大王様はおでこにキスを落とすと「危ないメイドだな」と言った。

Fin

感情が分かる物:: エンマ大王→←膝枕:: ぬらりひょん



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アロア(プロフ) - 愛鬼さん» 大丈夫ですよ〜♪♪更新は人それぞれのスピードですから(*^▽^*) (2018年6月9日 13時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
愛鬼 - 最近サボってごめんなさい。 (2018年6月9日 12時) (レス) id: 5abad0e674 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 五月ですね!ありがとうございます!! (2018年4月6日 21時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
狼の歌姫(プロフ) - 大丈夫です。頑張ってください。 (2018年4月6日 21時) (レス) id: aaa26940b9 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 分かりました(*^▽^*)質問いいですか?四月の月イベではなく五月ですよね……?すみません!理解力がなくて!! (2018年4月6日 21時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アロア | 作成日時:2018年1月2日 16時

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