星空の下:: 蛇王カイラ ページ15
あなたは妹のあたしに優しかった。あなたのライバルの妹なのにとてもあたしに優しかった。だから、きっとあたしはそんなところに惹かれたんだ。
☆★☆
夜空に美しく輝く数えきれないほどの星がある。ここはあたしの大切な場所。
「はぁー」
最近会っていない大好きな人を思い浮かべながら星を見る。
「会えないかなー」
あたしはカイラさんに会えることをちょっと期待しちゃっている。実はカイラさんとはお付き合いさせてもらっているが、昔のようにたくさん会えなくなってしまった。
「当たり前だよね」
カイラさんは名家の跡取り。昔のようにはなかなか会えないだろう。
「A……」
「……！？」
上を向いて星を見てたら誰か隣に座った。でも、誰かすぐに分かった。
「カイラさん！」
「久しぶりだな」
お兄様には向けないあたしにしか向けない優しげな瞳。あたしは今、とても嬉しい。
「カイラさんは今日どうしてここに？」
「一人で考えたいことがあるときはよくここに来るんだ。それに今日はAに会えると思った」
「あたしも」
「最近、A不足になってしまったんだ」
「あたしもカイラさん不足です……」
「そうか……なら」
ギュッとあたしを抱きしめると、しばらくこうさせてくれとカイラさんが言った。
あたしもカイラさん背中に腕を回し、彼の温もりを感じる。
彼はあったかくてだんだん眠くなってしまった。
「おやすみ」
「寝かせるわけないだろう？」
あたしの言った言葉に間髪入れずに言ってそのまま押し倒してきた。
「かかかっ！？カイラさん！？///」
突然すぎて頭が回らない。
「久しぶりに会えたんだ。これからまた会えなくなるかもしれない。だったら、Aを寝かせるわけにはいかない。時間は限られている。それをいっぱい使うからな……」
「うん……//」
カイラさんはあたしの前髪を上げそこに優しい口づけを落とした。
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アロア(プロフ) - 愛鬼さん» 大丈夫ですよ〜♪♪更新は人それぞれのスピードですから(*^▽^*) (2018年6月9日 13時) (
レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
愛鬼 - 最近サボってごめんなさい。 (2018年6月9日 12時) (レス) id: 5abad0e674 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 五月ですね！ありがとうございます！！ (2018年4月6日 21時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
狼の歌姫(プロフ) - 大丈夫です。頑張ってください。 (2018年4月6日 21時) (レス) id: aaa26940b9 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 狼の歌姫さん» 分かりました(*^▽^*)質問いいですか？四月の月イベではなく五月ですよね……？すみません！理解力がなくて！！ (2018年4月6日 21時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アロア | 作成日時：2018年1月2日 16時
