お菓子詰め【妖怪ウォッチ】(リクエスト停止！！！)

夏祭り:: 島乃内巌流、酒呑ハルヤ ほのぼの？ A☆K様からのリクエスト ページ9

今日は待ちに待った夏祭りの日です。

「ハルヤ様！人がゴミのようです！！」


「そうだな」


「A………人混みと言え。そしてハルヤ様……頷かないでくださいよ」

今日は夏祭り。

祭りに行くことはとても久しぶりではしゃいでしまう。タンスの奥底にあった浴衣が今ちゃんと働いている。素晴らしい。


「それにしてもハルヤ様と島之内の浴衣…………ヤバイね」


「そうか？俺は見た目は子どもと変わらないから特になにもないだろう」


「いえいえ！子どもだなんて！色気ヤバイですよ！？さっきから女子の視線が集まっているのに気づかないんですか？」


「そういえば、さっきからチラチラと見られている気がするな………」


「島之内の浴衣は破壊力半端ない……！大人な分さらにヤバイ！」


「………意識はしていない」

ハルヤ様の浴衣は黒。島之内の浴衣は茶色混じりの黒。どちらも本当に素晴らしい。


「Aも浴衣………似合っているぞ」


「……は、は、ハルヤ様ぁぁ！」


まさか、そんな………ハルヤ様に褒められるなんてこの命知らず！光栄すぎるお言葉………！！！


「Aには淡い黄色がよく似合っている。帯も相まって映える」


「島之内……！！」

我が主に褒められてすごい嬉しいのに、同じ主を持つ同僚に褒められるなんて今日はなんていう日だ！普段二人に褒められることなんてないから嬉しすぎる……！


「今日はやけに二人とも素直だね！なにかあったの？島之内」


………危ない危ない……嬉しすぎて敬語がとれていた。ハルヤ様に敬語で話さないなんてそれこそ命知らず。


「そんなことない。ただ、我々の主、酒天童子様、もといハルヤ様が楽しそうにしているから俺も楽しいんだ」


「そうなんだ」


ハルヤ様………楽しんでるの？全然分からないんだけど。あ、でもクレープ屋さん見て目をキラキラさせてる。


「ハルヤ様、なにか欲しいものでもありましたか？」


「ん？あぁ、あのクレープが気になっただけだ」


「買ってきましょうか？」


「いや、いい。逆にAが気になるものとかあるか？俺が買ってくる」


………い、イケメンだ！でも主に買いにいかせるわけにはいかない！


「いいえ、私は特にありません」


「そうか。存分に楽しめよ？」


「………！はい」


ハルヤ様が………笑った。


今の顔は反則……浴衣もあってキュンとしてしまった。もちろん島之内にもね。

Fin

あと二つお待ちください。

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