敵わない相手:: 剣舞魔神★★▼ アンデル様からのリクエスト ページ42
「そこまでにしろ、白虎。ちと、やりすぎだとワシは思うが」
いつも白虎のストッパー、玄武の登場!!ああ、神様は私を捨てなかった。
「なんだよ、玄武。今日は止められてもやめないからな。ってか、お前はどっから入ってきたんだ?オレとAが二人きりになるためにわざと密室状態を作ったのに」
「Aと二人きりになる……そのためには、どんな手段も使うか。ワハハハハ!!さすがだ」
「当たり前だ。Aとオレの仲を邪魔するやつは容赦しない」
「そうか。ならば、ワシが邪魔すると言ったら?」
「決闘を申し込む」
「………ふむ。しかし、ワシは血生臭いのは嫌いでな」
玄武は上に跨がっていた白虎をヒョイと持ち上げると壁へと投げた。その間に、私は玄武の腕の中へ。
「玄武!!Aが隣にいていいのはオレだけなんだぞ!この白虎様だけだぜ!」
「残念。Aはワシがもらっていくぞ。さらばだな。A、しばらく目を瞑っておれ」
言われた通りに目を瞑り数秒たったところで、「開けていい」と言われ目を開くと、さっきまでの密室とは真逆のとても開けているところに立っていた。
「ここ……」
「さて、二人でゆっくりと茶でも飲むか?」
「うん」
渡されたお茶を飲めば、そのお茶は異常の甘かった。そのことに違和感を感じたが特に気にすることなく全部飲みほした。
数分たったくらいか。
自分の身体が異様に熱い。しかも感覚までもが鋭くなっている。まるでこれは………。
「ほう、気づくのが早い」
「やっぱり……!!」
私は玄武に 媚 薬 を盛られたのだ!
「かわいそうに。ワシがその症状治してやろう」
彼が触れるだけで、電気が走ったような感覚がする。このまま身を委ねたら楽になれるだろうか。いや、それはダメだ。
「白虎はAを独り占めしようとしていたが、その権利があるのはワシだ」
私を招き入れるように両手を広げる玄武。私は立ち上がり、フラフラと彼のもと……ではなく、彼から逃げ出した。危険だと本能が察知したのだ。
ゲンブ法典斧で攻撃してくるかもしれないと少し警戒しつつもなんとか玄武から距離をとる。
転ばないように、けれど速く走る。
しばらく走ると見知った人物がこちらを驚いた顔で見ていた。
「不動明王!!!」
「A………いったいぜんたいどうした」
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アロア(プロフ) - ベルナデッタさん» こちらこそリクエストありがとうございました!はい!頑張ります(*≧∀≦*) (2019年7月29日 7時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
ベルナデッタ(プロフ) - アロアさん» リクありがとうございます!トウマ&ハルヤの取り合いとヤンデレハルヤ最高でした!!これからも頑張ってください!! (2019年7月29日 1時) (レス) id: d89a449142 (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - 床に寝転ぶ猫さん» 初めまして!!わぁぁぁ!ありがとうございます!!(*^▽^*)リクエスト了解しました〜♪♪ (2019年7月26日 20時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
床に寝転ぶ猫 - 初めまして!何時も楽しく拝見させていただいております!リクエストなのですが洞潔または島之内先生の★★お願いしますm(_ _)mたくさんリクエストあると思うので大変かと思いますがお願いしますm(_ _)m (2019年7月26日 15時) (レス) id: 52e5b5915e (このIDを非表示/違反報告)
アロア(プロフ) - りーあさん» 分かりました(*´∇`*) (2019年7月21日 17時) (レス) id: dbf84190b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アロア | 作成日時:2019年2月16日 16時