恋愛裁判 ２話 ページ38
ああ、振られる…
最初に思ったのはそれだった
許さないという言葉は彼の心に重くのしかかった
振られると覚悟する…逃げる訳にはいかない
君からその言葉をはっきりと聞きたかった
神になんて懺悔したところで僕が罪を犯したことも、有罪判決も変わらない
罪には罰を
もうきっと彼女の心は変わらない
なら罰を受け入れなければ
でも、ずっと君の横に置いて欲しいなんて願う僕は馬鹿なんだろうね
元々飽き性だった青年でも、彼女と居れて幸せだった
しかし、一度だけの過ちでそれは簡単に崩れてしまった…君はもう戻らない
口先の言葉じゃもう無理なんだと青年は悟った
諦めてしまうのか？
僕は自分に問いかける
ここで諦めれば、傷つかなくてすむのだろう
ここで自分から付き合いをやめれば、彼女の言葉で傷つかないのだろう
「嫌だ」
自分勝手なことはわかってた。でも、やっぱり君と…ずっと一緒に…
…まだ、少しでも希望があるなら
「…どうするの？」
別れてと言われるのだろうか、でももしもまだ付き合ってくれるのなら、ずっと…君だけを守るよ
覚悟がわかったのか、彼女は綺麗に微笑んだ
そして涙が白い頬を伝い、僕に抱きついた
僕は試されてたのかな
このまま別れを自分から突きつけていたら、どうなってたんだろう
覚悟を決めずにいたら…
なんて考えて、目を見開いた
そう、笑ってたのだ
さっきの微笑みとは違う…まるで小悪魔みたいに笑った
_____あぁ、なんだ…彼女は裁判官なんかじゃなかったじゃないか
そう、君も『有罪』
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レイン - ありがとうございます！楽しみにしています！ (2019年8月15日 0時) (
レス) id: cde8b1371d (このIDを非表示/違反報告)
だいだらぼっち(プロフ) - レインさん» 了解しました！多分続編で書かせて頂くことになると思いますが、気長にお待ちください！ (2019年8月13日 11時) (レス) id: 9c79bb32af (このIDを非表示/違反報告)
レイン - 「闇色アリス」と「十三番目の黙示録」をお願いします (2019年8月13日 11時) (レス) id: cde8b1371d (このIDを非表示/違反報告)
だいだらぼっち(プロフ) - モモンガさん» リクエストありがとうございます！「アスノヨゾラ哨戒班」ですね！了解しました！ (2019年8月13日 9時) (レス) id: 9c79bb32af (このIDを非表示/違反報告)
だいだらぼっち(プロフ) - レインさん» あと魔女の物語はこれで終わりです！中途半端で申し訳ない！あと朝は間違ってレインさんに返信してしまいすみませんでした！消しとくんで見て見ぬふりお願いします(´>∀<｀;) (2019年8月13日 9時) (レス) id: 9c79bb32af (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だいだらぼっち | 作成日時：2018年6月13日 17時
