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レオナが入学してから３年が経ち、王宮にレオナが留年という知らせがきた。
やはりここも前世と同じようで、２０歳の時には異世界から来る監督生と仲良くなってしまうのだろうか。
そして、レオナは今１９歳、私が１６になった。
もし、ほんとに前世と同じであれば、今年中にあの名門校からの招待状が来るはずである。
そう、ナイトレイブンカレッジから
前世は、同じ学校に通える嬉しさで、手紙が来てすぐにレオナに報告したんだっけ。
と、昔のことを考えながら、ファレナ様の執務室の前に立っている。
前世と、少し異なるところがあったけれども、どうにかして同じ運命を辿らないように気を付けなくてはいけない。
__コンコン
『Aです。』
ﾌｧﾚﾅ「入っていいよ」
扉を開けた正面の席にどことなく少しレオナと似た顔立ちの、ファレナ様が座っていた。
『この度は、私の話のためにお時間を作ってくださり、感謝致します。』
ﾌｧﾚﾅ「そんなに畏まらなくていいし、今後家族になるんだから、いつでも気軽に話しかけてもらいたいものだね」
『いえ、私はレオナ様の婚約者にすぎませんし、本日はその件についてお話させて頂きます。』
少し、顔を歪めていらしたが、何故なのかはわからなかった。
レオナとの婚約破棄について、ファレナ様は無言でずっと聴いてくださった。
ﾌｧﾚﾅ「君はほんとにそれを望んでいるのかい？」
『はい。どちらも愛し合ったもの同士ではありませんし、レオナが学園から帰ってこないということは、そちらでお気に召した女性とでも出会ったのではないでしょうか？』
正確にいうと、これから出会うだけれど。
ﾌｧﾚﾅ「そうか、君がそこまで言うのであれば少しは考えておくよ。」
『ありがとうございます。』
ﾌｧﾚﾅ「あぁ、それと」
と、言いながら机の引き出しから何か黒い封筒を出した。
ﾌｧﾚﾅ「これ、ナイトレイブンカレッジからの招待状が来ていたよ。学園長がぜひ君の力を我が校で学ばせたいらしいけど、どうする？」
目の前に黒の封筒を差し出してくる。
前世ではどうにかして監督生をレオナから剥がすのに必死で思う存分、学園生活を楽しめなかった。
生まれ変わっても、学校ではなく家庭教師から教わっていたのでいい機会なのではと思い、入学の話を承諾した。
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rata.(プロフ) - 久しぶりに神小説見つけたー！続き待ってます！ (8月11日 12時) (
レス) @page8 id: 5fd90af7d6 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - 続きが気になります！！更新まってます！ (8月7日 19時) (レス) @page8 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶の狼 - え！止まってる！続きがめちゃくちゃ気になりますゥゥ‼︎ (6月29日 0時) (レス) @page8 id: c1d0e4500e (このIDを非表示/違反報告)
y - 続き待ってます！レオナのエスコートみたいです！ (2023年5月7日 15時) (レス) @page8 id: 6ae377e9b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてしょこ | 作成日時：2023年3月22日 15時
