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ﾏﾘｰ「こちらの花どうなされますか？」
先程、レオナからもらった花をどうするかたずねてきたが、それどころではなかった。
前世では一度もプレゼントなどを送ってこなかった人が突然花束？？？？
毒でも食べたのかしら､､､
ﾏﾘｰ「しかし、お嬢様」
ﾏﾘｰ「花束をもらった時にとても顔を顰めておりましたが、花お嫌いになったのですか？
それでしたら、他のところに飾りますが､､」
『部屋に飾って構いませんわ。ただ少し、驚いてしまいまして､､､』
ﾏﾘｰ「では、こちらのサイドテーブルに飾らせて頂きますね。」
『えぇ、頼んだわ』
♦ ♦ ♦ ♦
レオナsaid
正直婚約者だなんて、ちっとも興味はなかったし、無駄に媚を売ってくる雌などは尚更興味はなかった。
しかし、実際会ってみれば無駄に体を寄せてきはしなかったし、鼻がひん曲がりそうな香水の匂いもしなかった。
この時は、どうせ興味を示さない態度でもとっているだろうと思っていた。
召使からあいつが図書室にいると聞いて少し様子をみようと思った。
図書室の日向がよく当たるところでそいつはスヤスヤ寝ていた。
顔を覗き込むと、どんな夢を見ているのだろうかとても辛そうな表情だった
『こ､､ろさな、いでください､､』
ほんの少し唇がかすかに動いたと思ったら、通常の人では聞こえないであろう声の大きさだったが、獣人である俺にははっきりと聞こえた
誰かに命でも狙われてるのか？
周りをよく観察してみると、書類が色々と散らかっていた。
その中に一行気になる文字があった
【婚約破棄】
俺との婚約破棄を考えていることになる
しかし、俺は肉食動物だ
逃げる獲物は、追いかけたくなってしまうたちだ
今の表情は自分でもわかるくらい、悪い顔をしているだろう。
ﾚｵﾅ「俺から逃げれると思うなよ
覚悟しておけ」
起きていない相手に宣戦布告するのは意味のないことかもしれないが、そんなことはどうだっていい
これからは、婚約破棄だなんて考えさせないからな。
閉じられている瞼に軽くキスを落とし、「おやすみ、A」
図書室を出ながら、何を貰ったら喜ぶのだろうかと考えていた。
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rata.(プロフ) - 久しぶりに神小説見つけたー！続き待ってます！ (8月11日 12時) (
レス) @page8 id: 5fd90af7d6 (このIDを非表示/違反報告)
寝子／猫 - 続きが気になります！！更新まってます！ (8月7日 19時) (レス) @page8 id: a46c77cf46 (このIDを非表示/違反報告)
紅茶の狼 - え！止まってる！続きがめちゃくちゃ気になりますゥゥ‼︎ (6月29日 0時) (レス) @page8 id: c1d0e4500e (このIDを非表示/違反報告)
y - 続き待ってます！レオナのエスコートみたいです！ (2023年5月7日 15時) (レス) @page8 id: 6ae377e9b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽてしょこ | 作成日時：2023年3月22日 15時
