13日目 ページ26
きょうはパトリシアおねえちゃんとあそぶの！
『パトリシアおねえちゃん！なにしてあそぶ〜？』
呪術師「すまない、A。急に試合の代役を頼まれたからそれが終わるまで待っていてくれないか？」
『わかった！パトリシアおねえちゃんがんばってね！』
パトリシアおねえちゃんは「ありがとう」っていったあと、わたしのあたまをなでてくれた
パトリシアおねえちゃんはやくかえってこないかな〜
呪術師「A、遅くなってすまない。今から遊ぼうか」
『パトリシアおねえちゃんおかえり！…あっ！パトリシアおねえちゃんうでけがしてる！』
呪術師「腕？…ああ、チェイス中に怪我をしていたのか。この位なら何ともない」
『だめだよ！けがしたらすぐになおさなくちゃだめってエミリーおねえちゃんもいってたよ！』
呪術師「しかし、この位なら…」
パトリシアおねえちゃん、ぜんぜんきにしてなさそう…
でもけがしたままだとぐあいがわるくなっちゃうかも…
…よーし！たしかエミリーおねえちゃんにもらった"あれ"があったはず！
『ここにうさぎのばんそうこうをはって……できた！これでパトリシアおねえちゃんもあんしんだね！』
呪術師「Aありがとう。この絆創膏、Aのお気に入りだったのに…」
『パトリシアおねえちゃんがげんきになればいいの！』
医師「ふぅ、今日も疲れたわね…」
『あ、エミリーおねえちゃん！しあいはおわったの？』
医師「まだ試合は続いているのだけれど、私が先に吊られて帰ってきたわ」
医師「あら？パトリシア可愛い絆創膏をつけているわね」
呪術師「ああ、Aが付けてくれたんだ。私はこの位気にしないと言ったんだけれど」
『エミリーおねえちゃんとおやくそくしたんだもん！』
医師「そうね、A偉いわ。私の代わりに治療してくれてありがとう。お礼にお菓子を用意するから手を洗って行きましょう」
『やった〜！パトリシアおねえちゃんも行こう！』
呪術師「エミリー、私もいいのか？」
医師「Aが誘っているのに駄目なんて言うわけないじゃない。3人で休憩しながらお話でもしましょう」
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作者名：ぽてぽて | 作成日時：2019年12月22日 20時
