写真家の娘はみんなから愛される【第五人格】 (ページ16)

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8日目ページ16

『あー！！！』

機械技師｢A！？怪我でもした！？(バタバタ｣

たいへん！いまトレイシーおねえちゃんがきたらこまっちゃう！

『ううん、おさらがおちそうだったからおっきなこえがでちゃったの…(サッ』

機械技師｢そうだったの？Aが無事で良かったよ｣

よかった、ばれてないっぽい…？

って思ってたら

囚人｢Aは何を隠してるんだい？(ヒョイッ｣

『あっ！それはだめ！』

うしろにいたルカおにいちゃんにとられちゃった

機械技師｢それって僕がAにあげたロボット…？｣

囚人｢これは君が作ったのか。もうちょっと何とかならなかったのかい？ここなんか配線がバラバラじゃないか｣

機械技師｢そんなはずは無いよ！この僕が作ったんだから完璧に決まって…ってあれ？｣

『トレイシーおねえちゃんごめんなさい！さっきつくえのうえであそんでたらおとしちゃったの、』

『それでおこられるとおもってうそついちゃった…』

機械技師｢なーんだ、そんな事だったんだ｣

機械技師｢A、僕を誰だと思ってるの？"機械技師"だよ？そのくらいパパッと直しちゃうよ｣

『ほんと？もうなおせないとおもってたのに、トレイシーおねえちゃんすごい』

機械技師｢でしょー！もっと褒めてくれてもいいんだよ？｣

囚人｢これくらいの玩具ならAも簡単に作れちゃうよ｣

機械技師｢ちょっと、ルカ？"これくらい"とか酷いよ｣

囚人｢さっき自分で言っていたじゃないか、それに私ならもっとリアルな玩具を作れるさ｣

『ルカおにいちゃんもすごいんだね！』

囚人｢"も"じゃなくて"は"の間違いだけどね｣

機械技師｢そんなに言うなら勝負だ！｣

囚人｢私はいいけど君は泣いてしまうかもしれないよ？｣

機械技師｢そんなこと言ってられるのも今のうちだから！｣

機械技師｢A、僕とルカのオモチャ、どっちがいいか作ったら審査してね！｣